LOGZGROUPはこのほど、障がいのある子どもがいる親を対象とした「障がい者の社会参画」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2022年3月3〜10日、有効回答は100人。
障がい者のプログラミング教育、親の93%が「賛同」
現状、障がい者の社会参画は十分に機会があると思うか聞いたところ、「あまりそう思わない」が46.0%、「全くそう思わない」が22.0%と、「そう思わない」と感じている人が計68.0%を占めた。
障がい者の社会参画・学びの1つのきっかけとして、「プログラミング教育」を行うことに賛同するか尋ねると、「とても賛同する」が33.0%、「少し賛同する」が60.0%と、計93.0%が「賛同する」と回答した。
「賛同する」と答えた理由については、1位「社会で活躍できる技術を学べるから」(65.6%)、2位「社会で必要とされていて、社会参画の機会が増えると思うから」(48.4%)、3位「今後需要が伸びてくる技術だと思うから」(45.2%)との結果に。この他、「適正がある人が必ずいるので、生かす機会を増やせる」「よりハンデを感じずに働く機会が得られると思う」「自分のペースで仕事ができる」など37の回答が寄せられた。
自身の子供がプログラミングなどのIT技術を学びたい場合、応援したいと思うか質問すると、「とてもそう思う」が50.0%、「少しそう思う」が44.0%と、計94.0%が「そう思う」と回答し、子供がIT技術を学習することへの期待が高いことがわかった。