春の衣替えシーズン到来。厚手のコートやセーターはしまって、軽やかな春服と入れ替えたいところですが、去年の服だけではちょっと……。今年流行の春服もラインナップに加えたいですよね。

しかし、いざ洋服を買いに行くと、何を買ったらいいのか分からない! という人も多いはず。

そこで今回は、洋服選びに苦戦する女性の姿を描いた漫画を紹介します。作者は、漫画を描きはじめて1年という弓木らんさん(@Yumiki_ran)です。

洋服選び苦手すぎ問題マンガを描きました
おしゃれやメイクが大好きな人にとっては信じられないかもしれないけど、日常で着るための洋服を買いに行く事すら毎回心臓をぶっ叩いてぷるぷるしながら挑んでいる人も大勢いると思うんだよね…ナッカーマ
(@Yumiki_ranより引用)

流行りのカラーやデザインは? 今持っている服との相性は? そもそも体型的にどうなの? 似合ってる?

洋服選びが苦手だという弓木さんがぶち当たる疑問、よく分かります。加えて、「いらっしゃいませ〜」「いかがですか? 」「とってもお似合いですよ〜」という店員さんとのコミュニケーションもハードルが高い。筆者も洋服選びは苦手なほうで、結局疲れただけで何も買わずに帰宅することもしばしば。全てをサクッとクリアして、自分に似合った服を買えちゃう人が本当に羨ましいですね。

この漫画に、「わ、わ、わかるぅ〜(震)」「うわぁーーーめっちゃ分かります!!! 私も、服巡り苦手で服選ぶぞ!! と思っても2時間も回れません」「共感しきりです。試着が怖くて小さいお店に行けない」「わかる…!!!!!!!! 似合わないしな…と思って手を出せないし試着する時にサイズいかがですか?とか聞かれると変に焦って早く帰りたくなる」「私も服が苦手で、以前は親友、今は夫に選んでもらってます」と共感の声が殺到。

一方で、洋服を売る側の人達からは……「売る側だけどそんなこと思った事無いなぁ。試着してくれるの嬉しい。合うものも提案できるから試着した状態で出て来てくれるともっと嬉しい」「あの、店員ですが、そんな風に思ってませんよ。。どちらかというと毎日の事なので、買わなくても着るだけでも、何とも思いません。人見知りの顧客さんもいますよ」といった声が寄せられていました。

さて、スタイリストのようなご主人と買い物に出かけた弓木さん。ご主人の力を借りて、洋服をまとめ買いされていましたが、実際買ってみてどうだったのでしょうか? 弓木さんにインタビューしてみました。

―― 今回、洋服をまとめて買おうと思われたきっかけなどがあれば教えてください。

弓木さん: 実際に体に合う・手持ちで組み合わせられる服が少なく、いっそ服を全部入れ替えてみようと思ったのがきっかけです。

―― これまではどのように服を購入されていたのでしょうか?

弓木さん: 洋服を買うと決めてショッピングに向かう日は、最初の2〜3着は試着するものの、それでも「よくわからない、全然ダメな気がする」という気持ちが強くすぐに疲れ果ててしまい、結局フィーリングで買ってしまうことが多かったです。夏は「LサイズのTシャツなら絶対に着れる、最悪部屋着にできる」という感覚でパッと気に入ったプリントTシャツを買って帰る、冬は黒いタートルネックを大量買いして、それをベースにダボっとしたシルエットの服を適当に買って重ね着していました。(この重ね着の方法自体は今でもやっています)

―― ご主人の的確なアドバイスが素晴らしいですが、ご主人はファッションなどにお詳しいのですか?

弓木さん: 本人曰く、詳しいというほどではないとのことでしたが、若い時から洋服を買うことが楽しく、コーディネートを考えるのが好きで、時に面倒だと感じることはあっても、苦にならないそうです。

―― 今回服をまとめて購入した感想を教えてください。

弓木さん: とても楽になりました。着回しに強いお決まりの組み合わせが複数生まれたことで、これまで「明日なに着て行こう? 」と試行錯誤と苦痛の長い時間が、今は10分もあれば終わるようになりました。「辛くなくなった」ことで、やっと次の段階である「好きなものはどれか」が見えてきそうな感じです。


いかがだったでしょうか? 誰にも得手不得手はあるもの。苦手なことは誰かの手を借りる……。そうやって、お互いに欠けてる部分を補っていけたらいいですよね。

もうすぐ春本番! みなさんも、春物のショッピングに出かけてみては?