俳優の菅田将暉が出演する、ダスキン・ミスタードーナツの新CM「祇園辻利 抹茶に、生に、追い蜜に。」編が、25日より放送される。
新CMでは、菅田が凛々しい着物姿で登場。茶室に佇みながら「今年の抹茶は~」と商品を紹介し、「よくばるね~!」というセリフで締めるといった内容だ。
撮影では、同CMシリーズ初となる着物姿を披露した菅田。自前の着物を持っているがあまり着ないと話し、今回のCMのためにオーダーメイドでつくられたシルク100%の着物を「軽くて気持ちいい」と絶賛していた。また、オープニングカットでは、顔や体の向き、器の持ち方などを制作チームを細かく打ち合わせ、何度もテストを行なう姿も見られた。
■菅田将暉インタビュー
――ミスタードーナツCMでは初めてとなる“和装”での撮影はいかがでしたか?
すごく軽くて、気持ち良かったです。スタイリストさんに聞いたら、全部シルクでできているそうで、着心地もいいし、リッチな感じがしました。着物や着流しは持っていますが、普段は稽古ぐらいでしか着ないので、お祭りで、こういうのを自分でサラッと着られると、いいですよね。ちょっと憧れます。
――新CMの放映開始頃は、卒業式シーズンですが、20代最後の1年に今年こそ卒業したいと思っているもの、ことはありますか?
そっか、20代最後なんですね、俺。そういうこと、考えたことがなかったなぁ。僕らの仕事だと、すごく丁寧に、皆さんが接して下さって、ついつい色々お任せしてしまっていることも多いので、そういうものから卒業しなきゃなと思うことはあります。例えば、集合場所へ自分だけで行く時、なんで朝、あんなに余裕がないんでしょうね。もう10分早く起きろよ俺、みたいな。そういう自分は早く卒業しなきゃなと思います。
――今年成人する皆さんや春から新生活を迎える学生や社会人の方々に向けて、これだけは守っておいた方がいいぞ、と伝えるとしたらどんなことを伝えますか?
成人すると、仕事以外でやらないといけないことが減ってくるんですよね。だから、プライベートな時間で毎日コツコツなにかをやるとか、ずっとできる人はスゴいなと思います。日々積み重ねられる習慣みたいなものは10代の頃からやっておけばよかったなと思って、去年500円玉貯金をやってみたんですよ。やっぱり一年続けるのは大変で、4万円ぐらい貯まって結局満足したので、もうやってないですもんね。そういう毎日コツコツやれる能力って、本当に大事だなと思いました。