麻婆豆腐発祥の店『陳麻婆豆腐』と金沢カレー『ゴーゴーカレー』のコラボが実現!「陳麻婆豆腐ゴーゴーカレー」 が 2月17日〜3月31日の期間限定で登場した。人気メニュー同士が合体したらどんな味になるのか? 『陳麻婆豆腐 新宿サザンテラス店』に食べに行ってみた。
『陳麻婆豆腐』×『ゴーゴーカレー』コラボとは?
『陳麻婆豆腐』は、麻婆豆腐発祥の店である中国・四川省成都市の本店に先代が何度も足を運び、世界で唯一のれん分けが許された店として、2000 年に東京にオープン。麻婆豆腐が生まれた当時のレシピを守り、原料や素材にも徹底的にこだわり、唐辛子の辣(ラー)と四川山椒の麻(マー)が効いた本家の味を届けている。
一方のゴーゴーカレーは、石川県・金沢市発祥の「金沢カレー」を提供するカレー専門店として2004年に東京・新宿にオープン。55の工程を経て5時間煮込み、55時間寝かした濃厚でドロッとしているルーがクセになる独特のカレーが人気となっている。
『陳麻婆豆腐』では、長引くコロナ禍で海外旅行にも気軽に行けない昨今、本場四川省の味をよりたくさんの人に食べてもらい元気になってほしいとの思いから、さまざまなスタイルで楽しんでもらうために『ゴーゴーカレー』とのコラボを実現させて、ここに四川×金沢のマリアージュが誕生。それが、「陳麻婆豆腐ゴーゴーカレー」(1,200 円 / ランチタイム 1,100円)だ。
「陳麻婆豆腐ゴーゴーカレー」をいざ、実食
では、早速実食。テーブルに運ばれてきたのは、『ゴーゴーカレー』でおなじみのステンレス皿。中央に盛られたライスを挟んで、『陳麻婆豆腐』の麻婆豆腐と『ゴーゴーカレー』監修の辛口カレーが乗っている。スパイシーな香りが漂ってきて、食欲をそそる。
でも、いくら両方食べたいと思ったときでも、ワンプレートに麻婆豆腐とカレーを乗せるって、なかなか勇気がいる。お互いの味を消し合ったりしないのだろうか? と若干躊躇しながらも、まずはカレーをひと口。結構、スパイシー。というか、ヒーヒー言うぐらいにかなり辛い。だけど、美味い。
具に蒸し鶏を使っているので、辛さの中にもしっとりとした食感と優しい味が楽しめるのがいい。一方、麻婆豆腐は辛さよりもシビれが強く感じられる。ネギではなく葉ニンニクが使われているのが特徴的。木綿豆腐の硬めな食感、ひき肉の旨味がとろりと口の中に入ってきて徐々にシビれてくる感じがたまらない。
辛い、シビれる、辛い、シビれる、と繰り返し少しずつ食べていた2つの味を、思い切って豪快に混ぜ合わせて食べると、麻婆豆腐とカレーというタイプの違う辛さがシビれと共にやってきて、口の中がカオス。
だけど美味くてやみつきになりそうな味だ。なお、付け合わせは、福神漬けじゃなくてザーサイなところもいい。一心不乱に食べ続けて、あっという間に完食。ごちそうさまでした!
「陳麻婆豆腐ゴーゴーカレー」は、『陳麻婆豆腐』全12店舗で3月31日までの期間限定で販売中。ぜひ、今だけ食べられる味を確かめに行ってほしい。