俳優の木村拓哉が主演を務める4月クールのテレビ朝日系新ドラマ『未来への10カウント』(毎週木曜21:00~)の新たなキャストが13日、発表された。

『未来への10カウント』生徒役キャスト=テレビ朝日提供

木村が脚本家・福田靖氏と『HERO』シリーズや『CHANGE』ぶりにタッグを組む同作は、木村演じる「生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾」が、高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメント。

廃部寸前の松葉台高校ボクシング部に在籍する生徒たちの中で、男子部員も顔負けの熱意をたぎらせるのが唯一の女子部員・水野あかり。ある事情から「強くなりたい」と入部したあかりを、山田杏奈が表現する。現在放送中のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でも話題の村上虹郎が演じるのは、大阪から転校してくる西条桃介。ボクシングの腕は抜群だが、生意気でトラブルメーカーだけどどこか憎めないというやんちゃ部員だ。 さらに、昨年10月期には現在も放送中の『真犯人フラグ』をはじめ3本もの連続ドラマに出演した坂東龍汰が、恋するボクシング部員・玉乃井竜也を体現。そんな彼が恋心を寄せるボクシング部マネージャー・西山愛を、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の10代目ピーターパン役で女優デビューを飾った吉柳咲良が演じる。

そして元文芸部員という異色の経歴を持つボクシング部員・友部陸には、映画初出演作『怒り』(16年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、NHK連続テレビ小説『エール』(20年)にも出演した佐久本宝をキャスティング。また『嘘喰い』で映画初出演を果たした櫻井海音が真面目で気の弱い新入部員・江戸川蓮を、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン(16~20年)の主役を演じた2.5次元俳優・阿久津仁愛が同じく新入部員の天津大地を演じる。

そんなボクシング部員たちを、取材を通して鋭く見つめる力強い味方が新聞部の部員・矢代智香。『アイムホーム』(15年)で主演・木村の義理の娘役を演じた山口まゆが、木村と7年ぶりの再共演を果たす。7年ぶりとなる木村との再共演に注目だ。そのほかにも三浦獠太、富樫慧士、大朏岳優と、若手俳優が続々と出演。そして生徒役注目のキャストもう1人は追って発表されるという。