第45回日本アカデミー賞の授賞式が11日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者たちが登場した。

西野七瀬

西野七瀬

新人俳優賞に輝いたのは、今田美桜(『東京リベンジャーズ』)、西野七瀬(『孤狼の血 LEVEL2』)、三浦透子(『ドライブ・マイ・カー』)、吉川愛(『ハニーレモンソーダ』)、磯村勇斗(『ヤクザと家族 The Family』、劇場版『きのう何食べた?』)、尾上右近(『燃えよ剣』)、宮沢氷魚(『騙し絵の牙』)、Fukase(『キャラクター』)の6人。

『孤狼の血 LEVEL2』で助演女優賞、そして新人俳優賞を同時受賞した西野は、タバコの吸い方も指導されたそうで「持ち方からまず『全然違うよ』とすごく言われて。スタッフさんなど喫煙者の方もいらっしゃったので、皆さんに見守られながら指導していただきました」とエピソードを披露。共演した鈴木亮平は「僕ではないんですけど、仲間の俳優が『西野さんにタバコの吸い方を教えた』と誇らしげにしていました」と明かす。

新人俳優賞のスピーチでは、西野が「これから先も、ご縁があって出会う作品があれば誠意と熱意を持って、その作品と向き合って楽しみながら映画作りをして行きたいなと思います。これからも頑張ります」と意気込みを語っていた。

今田は「『東京リベンジャーズ』は何度も何度も撮影がストップしてしまった作品で、みなさまが熱量をすごく長く込めた作品で、素敵な賞をいただけて本当に心からみなさまに感謝しています」、三浦は「本当に作品に恵まれていたなあと、今日改めて実感しています。自分の持っている能力以上のパフォーマンスを引き出していただいた。1人でももっと大きなことができるように、もっと大きな人間になれるようにがんばろうと、今日改めて思いました」と思いを表す。

吉川は「『ハニーレモンソーダ』では私自身とは真逆な役を演じまして、ちゃんと存在してるかなとか、わざとらしくないかなとか不安ばかりの作品だったんですけど、この作品で受賞ができて本当に嬉しいです。これからどんどんどんどん上を目指して、いろんな作品で役を演じて いろんな方に憧れる女優さんになれるようにがんばりたいと思います」と思いの丈をぶつけた。

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