広島電鉄は8日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大後の利用状況を踏まえ、輸送力の適正化を図るため、市内線・宮島線全線におけるダイヤ改正を3月28日始発から実施すると発表した。
ダイヤ改正後、3号線(広電西広島~紙屋町西~広島港間)では、平日朝ラッシュ時間帯における運行間隔を現行の約8分間隔から約15分間隔に変更。2号線(広島駅~広電西広島~広電宮島口間)では、平日朝ラッシュ時間帯における広島駅方面の行先を一部変更し、広電本社前行を4本増便、広島駅行を4本減便する。
平日に広電本社前電停を17時28分に発車する広電宮島口行も新設。平日夜間は広電宮島口方面の運行間隔を見直し、現行の11分間隔から9~10分間隔(広電西広島駅における20時台の発車時刻)に変更する。最終便を含む21~23時発の便も行先・時刻を一部変更する。
1号線(広島駅~紙屋町東~広島港間)では、広島港発広島駅行の始発電車を現行の広島港電停5時59分から同電停6時18分に変更。9号線(白島~八丁堀~江波間)では、平日に運行される現行の江波電停7時16分発(白島行)、白島電停7時54分発(江波行)の直行便を廃止するほか、9~21時の運行間隔を現行の約8分間隔から約10分間隔に変更する。