八芳園は、業界や地域の枠を越えた多様なパートナーとの連携・協働をし、新たな共創価値を創り上げる「共創プロジェクト」を開始した。ともにプロジェクトを盛り上げる共創プロジェクトパートナーも募集している。

  • 共創プロジェクト

現在、サステナビリティ(持続可能性)や社会貢献への取り組みを実施することが、企業にも求められている。世界情勢の急速な変化に対応するには、これまでの自前主義(自社運営・自社開発)ではクリアすることが難しく、多くの課題を抱えている企業や自治体が少なくない。そこで社会的に重要視されているのが「共創」という考え方であるという。

同社が今回打ち出した「共創プロジェクト」は、オープンイノベーションにより、業界や地域の枠を超え、参画した人々とともに、長期的視点、長期的思考を持って、お互いの経営資源(リソース)を組み合わせた新たな共創価値を生み出すことをめざす取り組み。同社の経営資源としては、「江戸時代より400年以上続く、約1万坪の広大な日本庭園」「多彩な15のバンケット」「ワンストッププロデュース」「オンラインを利用したソリューションサービス」などがある。

  • 八芳園が保有する経営資源(リソース)

今回立ち上げたプロジェクトを通して、ブライダル産業、ホテル・旅館産業、飲食産業、バンケット&スペース産業、MICE産業における、新たな貢献に寄与していくことをめざす。プロジェクト発足に伴い、同じ志を持ち、それぞれが持つ知識やノウハウ・ネットワークを最大限に生かしたソリューションを、共に生み出すことをめざす共創プロジェクトパートナーの募集を開始した。