auコマース&ライフは3月2日、「サウナ利用に関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月25日~28日、趣味でサウナに通っている全国20代~60代の男女600名を対象にインターネットで行われた。

  • サウナに通う頻度

    サウナに通う頻度

サウナを趣味として始めた時期を聞くと、31.6%が「1年以内」と回答。その割合は、20代では5割を超え(51.6%)、コロナ禍以降サウナ利用者が急増していることが伺える結果に。通う頻度については「月1回程度」(21.2%)が最多であったものの、全体の36.3%が「週1回以上」通う“ヘビーサウナー”であることがわかった。

また、サウナを利用することによって得られる変化について聞くと、91.5%もの人が「ポジティブな変化を感じている」と回答。具体的には、「リラックスできる」(77.2%)、「ストレスが発散できる」(67.8%)、「体調が良くなる」(47.5%)といった効果が上位にあがった。

  • サウナの1回あたりの入室時間

    サウナの1回あたりの入室時間

続いて、サウナ室の入室時間について聞くと、「10分〜12分」(37.5%)や「7分〜9分」(27.8%)が多く、全体の平均は「10.01分」という結果に。水風呂の入浴時間については、平均「1.95分」となり、全国サウナーのルーティンにおける平均値が明らかに。

サウナ室の理想の温度については、「90度~100度程度」(35.2%)、「80度~90度程度」(31.5%)、「70度~80度程度」(11.7%)が上位となり、特に、男性は全年代で「90度~100度程度」(男性49.7%、女性20.7%)が半数近くを占め、高めの室温を理想とする傾向にあることが伺えた。

  • サウナにかける投資額

    サウナにかける投資額

次に、ひと月あたりサウナにかける投資額を調査したところ、平均「3,919円」という結果に。男女の比較では、男性(3,795円)よりも女性(4,042円)のほうが多いことが明らかに。また、サウナに週1回以上定期的に通っている"ヘビーサウナー"は平均「6,208円」と、全体に対して投資額が大きいことがわかった。

  • サウナ後の食事

    サウナ後の食事

最後に、サウナを終えたあとの食事を意味する通称「サ飯」(サウナ飯)を聞いたところ、食事部門では、1位「アイスクリーム」(42.9%)、2位「ラーメン」(39.6%)、3位「そば・うどん」(23.6%)という結果に。

飲料部門では、「ビール」(44.0%)が断トツの1位に。次いで「水」(27.8%)、「炭酸水」(26.2%)と続いた。世代別に見ると、20代では全体でランキング外となっている「コーヒー牛乳/フルーツ牛乳」(27.3%)が2位にランクイン。50代(55.6%)、60代(61.7%)の半数以上が「ビール」を選んでいるのに対し、20代では22.7%だった。