2025年4月13日より大阪・夢洲(ゆめしま)で開催される大阪・関西万博。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした公式ロゴマークの発表が行われた際は、ネット上が騒然となったことも記憶に新しいでしょう。ロゴマークに続き、3月2日には大阪・関西万博のキャラクターデザイン最終候補作品が決定しました。それを受け、Webサイト「大阪・関西万博キャラクターデザイン公募」では意見の募集を受け付けています。締め切りは3月10日17時まで。

  • 経済産業省 公式Twitter(@meti_NIPPON)より引用

今回の最終候補作品は、2021年11月1日から12月1日の間に応募された1,898作品の中から選ばれたもの。現在実施している意見募集を行った後、最終選考会を経て最優秀賞作品を選出する予定だそうです。

キャラクターデザインの応募詳細には「大阪・関西万博公式ロゴマークとの関連を持たせる手法として、ロゴマークの形を一部含むものやロゴマークから発想したものであっても問題はありません」とあり、3候補とも公式ロゴマークのデザインや色をモチーフにしているようです。

パーマをかけた大阪のオバちゃんのような印象の「候補A」はEXPO'70の会場で地球人(大阪のオバちゃん)からアメちゃんをもらい、その「アメちゃん文化」に感動して関西に暮らすことにしたという設定。お気に入りの青いバッグの「アメちゃん」で友達を増やすことがライフワークとのこと。丸い「候補B」は、柔らかい水色の球体は地球・生物・人をイメージしており、目は無くロゴを被る事で視覚が生まれひとつのキャラクターになるそう。撮影時にソーシャルディスタンスがとれるよう、多角度からキャラと目線が合うのが利点。公式ロゴマークを被った「候補C」は、ロゴマークをそのままキャラクターに出来ないか、というアイデアが起点となっているとのこと。"「水の都」の水と一緒になることで、姿を変えられること"をコンセプトにしているため、様々なバリエーションが生まれそうです。

経済産業省の公式Twitterアカウント(@meti_NIPPON)でも意見募集の告知が行われており、コメント欄や引用リツイートには意見が続々と寄せられています。