JRグループは2日、日本の鉄道開業から150年を迎えることを記念し、4月1日から「鉄道開業150年キャンペーン」を実施すると発表した。150年記念旅行商品の発売、専用アプリを利用したコンテンツの提供、鉄道開業150年記念「JR全駅入場券」セットの発売など予定している。

  • 「鉄道開業150年キャンペーン」ポスター(提供 : JRグループ)

「鉄道開業150年キャンペーン」では、橋梁を走行する蒸気機関車をモチーフとしたロゴマークを作成。「鉄道が皆さまの『会おう。』という気持ちをつなぐ架け橋であり続けたい」との思いが込められ、キャッチコピーも「会おう。」となっている。宣伝展開としては、全国のJRの駅にて、JR各社の6色ラインをベースに、人々の思いをのせた列車が日本中を駆け抜け、各地をつないでいる様子を表現したポスターやスペシャルムービーを展開する。

キャンペーンの一環として発売される150年記念旅行商品では、JR各社の列車を乗り継いで日本縦断するツアーなど用意。豪華列車や観光列車など話題性のある列車に乗車し、鉄道に関係する博物館や史跡を行程に加えるなど、150年にちなんだ魅力ある旅行商品が各旅行会社から販売される。旅行商品の詳細は各旅行会社から後日発表予定とのこと。全国の鉄道の利用を楽しむための企画として、専用アプリを利用したコンテンツも用意され、4月28日から順次開始される。

  • 「鉄道開業150年キャンペーン」ロゴマーク(提供 : JRグループ)

  • 旅行商品で利用する列車(JR九州「36ぷらす3」)のイメージ(提供 : JRグループ)

  • 旅行商品で利用する列車(JR東日本E655系「なごみ」)のイメージ(提供 : JRグループ)

全国のJRの一部の駅では、150年を記念したデジタル版スタンプ「STATION STAMP(ステーション・スタンプ)」も用意される。対象の駅を訪れると、手持ちのスマートフォンにデジタル版スタンプを記録可能。スタンプデザインは150年にちなみ、鉄道の歴史を感じてもらえるようなJR各社の駅舎や魅力的な観光地などをモチーフにしたという。年間を通して楽しめるように、季節ごとに新しいスタンプが追加され、春は120駅、年間では計480駅で実施予定。獲得数に合わせた特典も用意される。

「STATION STAMP」対象駅のうち、年間を通して特定の18駅だけで聴ける音声コンテンツも用意。鉄道開業時の横浜駅(現在の桜木町駅)をはじめ、全国の駅を舞台に、各地の歴史を感じてもらえるような1駅完結の恋愛ドラマを予定している。春の対象駅は新函館北斗駅(北海道)、桜木町駅(神奈川県)、軽井沢駅(長野県)、高山駅(岐阜県)、三島駅(静岡県)、大阪駅(大阪府)、岡山駅(岡山県)、下灘駅(愛媛県)、門司港駅(福岡県)。秋には9駅を追加する予定となっている。

  • 「JR全駅入場券」セットのイメージ(提供 : JRグループ)

  • 入場券のイメージ(提供 : JRグループ)

鉄道開業150年記念「JR全駅入場券」セットは、JR6社全駅の硬券タイプ入場券(4,368枚)と専用バインダーをセットにした商品。専用サイトにて5月中旬から限定250セットを販売し、送料込みで70万円。専用サイトは4月1日にオープンする予定。電話・郵送での受付は行わない。

「鉄道開業150年キャンペーン」は2022年4月1日から2023年3月31日まで開催予定。スペシャルムービーの公開や150年記念旅行商品の紹介など行うキャンペーン特設サイトは4月1日にオープンする。