ヘイズ・ジャパンは3月1日、アジア5ヶ国・地域における1,148職務の給与水準(当社実績ベース)と、9,598名の社会人に対して実施した雇用の実態調査の結果をまとめた「ヘイズ アジア給与ガイド2022」を発表した。調査期間は2021年10月~11月。

  • トップIT職の年収比較(単位 百万円)

    トップIT職の年収比較(単位 百万円)

アジア5カ国・地域(中国、香港特別行政区、日本、シンガポール、マレーシア)における1,148職務の給与水準(当社実績ベース)をみると、トップIT人材やエグゼクティブクラスなど、一部のハイスキル人材の職務の給与は、中国、香港特別行政区、シンガポールで日本を上回った。

  • 昨年の昇給率

    昨年の昇給率

また、社会人9,598名(中国3,329名、香港特別行政区1,120名、日本1,388名、マレーシア2,385名、シンガポール1,376名)への調査の結果、昨年の昇給率について、日本は3%以下の昇給が7割だったのに対し、中国では34%、香港では64%、マレーシアは62%、シンガポールは64%という結果に。日本の昇給率は調査対象アジア各国と比較して低いことがわかった。