学情は2月28日、就職活動に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2月17日〜24日、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生556人を対象にインターネットアンケートにて行われたもの。
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現在までに内定(内々定)を獲得しましたか?
まず、2月時点の内々定率については、22.2%という結果となった。前月にかけては2.8%の増加となっている。昨年同時期では、1月から2月にかけては4.9%の増加となっていた。
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(左から)23年卒1月時点、2022年卒2月時点
文理別での内々定率を見てみると、文系は19.7%、理系は27.0%となっている。2021年12月、2022年1月の調査では、2カ月連続で文系が理系の内定率を上回っていた。今回の調査で、文系と理系が逆転する結果となっている。
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(左から)文系の内々定率、理系の内々定率
累計で獲得した内々定社数については、「1社」が69.9%で最多となり、次いで「2社」が16.7%で続いている。内々定を獲得している学生1人あたりの平均内々定獲得社数は1.70社で、前月比0.26社増加している。内々定辞退も考慮した1人あたりの平均内々定保有数は1.42社。
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現在まで、累計で獲得した内定(内々定)社数
現在の就職活動状況については、「就職活動をしている」が89.0%で最も多く、「まだ就職活動をしていない」という人も7.3%見られた。「内々定を獲得し、就職活動を終了」という学生はわずか3.7%に留まっている。
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現在、就職活動をしていますか?