2023年卒の大学生が興味ある社会問題、「感染症対策」を抑えた1位は？

マイナビは2月21日、「大学生のライフスタイル調査～今年の就活生のwithコロナ2年目の日常は？～」の結果を発表した。同調査は2021年11月26日～12月22日、2023年卒の大学生・大学院生3,756名を対象に、インターネットで実施した。

結婚後の仕事に関してどのように考えているか

結婚後の仕事に関する考えを聞いたところ、男子の59.9%、女子の74.5%が「夫婦共働き」を希望すると回答した。「結婚せず自分の収入のみで生活するのが望ましい」を選んだ割合が、男女とも調査開始以来最も高い割合となり、初めて1割を超えた(男子計10.6%、女子計11.6%)。

子育てについて尋ねると、「育児休業を取って積極的に子育てしたい」と、男子59.9%、女子68.0%が答えた。

子育てについて、あなたの考えに近いもの

「今のところあまり子供は欲しくない」と回答した割合は、男子が7.5%、女子が14.5%となり、いずれも調査開始以来最も高い結果となった。

「今のところあまり子供は欲しくない」の割合推移

興味のある社会問題について聞くと、最も多い回答は「少子化・働く女性支援」(33.2%)だった。昨年最も多かった「伝染病・感染症対策」は、前年比27.4pt減の24.7%。男女別・理系別に見ると、文系女子の1位は「ジェンダー平等・社会的性差」(48.9%)、文系男子は「格差社会(33.6%)が初めて1位となった。理系男子では「地球温暖化」(36.0%)が最も多かった。

これまでに選挙で投票したことがあるか聞いたところ、79.2%が「はい」と回答した。投票に行ったことがない人に行かない最大の理由を聞くと、最も多い回答は「地元に帰らないと投票できないから」(22.7%)となっている。