ビースタイル ホールディングスが運営する「しゅふJOB総研」は、「優先した時間・したい時間」をテーマに、就労志向のママ層にアンケート調査実施、その結果を2月21日に発表した。調査は2021年11月17日~24日の期間、子どもがいる女性456名を対象にインターネットにて行われた。

  • 2021年を振り返って、あなたが優先してきた時間は何でしたか?(複数回答)

  • 優先した時間3か年比較

はじめに「2021年を振り返って、あなたが優先してきた時間は何でしたか?」と尋ねたところ、 1位は「家事・育児・介護の時間」(47.1%)、次いで「家族のコミュニケーション」(43.6%)、「仕事時間」(36.8%)と続いた。

コロナ禍で外出しづらい状況が続いている中、一昨年には20%近くあった「人づきあいの時間」は7.9%にとどまった。

  • 2022年にあなたが優先したいと思う時間は何ですか?(複数回答)

  • 次の年に優先したい時間3か年比較

次に、2022年に優先したい時間を尋ねると、「家族のコミュニケーション時間」(44.3%)が1位に。「次の年に優先したい時間」の回答結果を直近3年分並べたところ、昨年・一昨年と2位だった「仕事時間」が、今年は3位に後退した。

代わって2位になったのは「休息・睡眠時間」(42.1%)で、1位とはわずか2.2ポイント差とだった。2020年から始まったコロナ禍も3年目に入り、母親たちに疲れが蓄積している様子がうかがえるという。

優先したい時間の3カ年比較でも「休息・睡眠時間」は年々比率を上げていることから、休息を取ろうとはしているものの、足りてはいない可能性があると考察している。