女優の堀田真由が21日、都内のホテルで行われたフジテレビのスペシャルドラマ『木のストロー』(26日15:30~ ※関東ローカル)の制作発表に出席し、最後に思わぬ失敗をしてしまった。
世界初の“木のストロー”を開発した住宅メーカー・アキュラホームの実話をもとに描く同ドラマ。堀田は、木のストローの実現に向けて奮闘する主人公・若木陽菜を演じ、最大のハードルとして立ちはだかる上司・奥沢塔子役の鈴木保奈美と登壇した。
「恥ずかしながら、木のストローという存在をこの作品のお話を頂くまでに知らなくて。ただ、プラスチックのストローが廃止されて、最近紙のストローを目にしていたので、『木のストローっていうのがあるんだ』という驚きとともに、間伐材の再利用だったり、プラスチックゴミの廃止だったりに着目された『木のストロー』が実話であるということもびっくりしました」という堀田。
また、「私自身、実際に今いらっしゃる方の人生を生きるっていうこともお芝居としては初めてだったので、ちょっと身が引き締まる思いでした」と心境を振り返った。
今回は、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019年1月期、日本テレビ系)で共演した片寄涼太が先輩社員役として出演。同作を見ていた鈴木は「根掘り葉掘り『あの時ってどうだったの?』って視聴者になって教えてもらいました(笑)」といい、「片寄さんはすごく顔がちっちゃいんですよ。なんか不思議なバランスの人だなあと思って、ジロジロ眺めてしまいました(笑)」と打ち明けた。
会見の最後に、堀田は「この実話の『木のストロー』を通して、SDGsだったり、サステナブルだったり、持続可能な社会を作っていくために1人1人がどんなことをすればいいのだろうって考えるきっかけになる作品だと思いますので、ぜひたくさんの方に見ていただいて、今自分たちが生きている世界でどんなことが起こっているのかというのも知っていただければいいなと思います」と真面目に呼びかけたが、「今日はよろしく……お願いしますじゃない! 始まっちゃう! 今日はありがとうございました(笑)」とうまく締めることができず、鈴木に「ふにゃふにゃしてるけど、芯はしっかりしてるんです」とフォローされていた。