【どう思う?】「室内飼いの猫はかわいそう」上司の一言にモヤッ - 「自由を取るか、平和を取るか」「もやもや分かります!!」の声も

「おうちの中で飼っている猫はかわいそうじゃない?」室内飼いの猫と暮らしていると、一度は言われたことはあるかもしれません。

リルムくん、モカちゃん、ミルクくんの3匹の猫と暮らし、キャットフードや猫の知識が学べるブログ「ねここもり」を運営する「ねこぞー」さん(nekozo_cat)がInstagramに投稿した「モヤモヤした」エピソードをご紹介します。

(nekozo_catより引用)

(nekozo_catより引用)

(nekozo_catより引用)

(nekozo_catより引用)

(nekozo_catより引用)

(nekozo_catより引用)

(nekozo_catより引用)

(nekozo_catより引用)

(nekozo_catより引用)

ふと思い出して、昔にもやもやしたお話をまとめました。

もちろん外に出す・出さないは飼い主さんの自由ですし、みなさん違った考え方があると思います。

個人的には外は危険がたくさんあるので、放し飼いにしてしまうと危ないかな〜という思いが強いです。

あとは排泄物でご近所さんにご迷惑をかけてしまうこともありそう。

なので今のところ完全室内飼いにしています。

お散歩はしてみたい気持ちあるので、そのうちやってみるかも(笑)

猫はもともと狭い縄張りの中で生活する習慣があって、特殊な事情がなければ縄張りを広げたりもしません。

なので室内でもしっかりと猫のテリトリーを作ってあげさえすれば、狭くて猫ちゃんがかわいそうということはないかなぁ。

運動不足などは心配なので、上下運動できるギミック(キャットタワーなど)は必須です。

みんなは「狭くてかわいそうなのかな？」って悩んだことある?(nekozo_catより引用)

以前、上司から言われた「家の中は狭くて、猫がかわいそうだよ」という言葉にモヤモヤとしたねこぞーさん。その後ペット関する資格を取得し、猫に関して知識を深めた今は「猫は狭い縄張りで満足できる動物だし、上下運動ができる高い場所があればストレスも少ないはず」「外は危険がいっぱいだし、外に出なくてもかいわいそうってことはないと思うんだけどな～……」と投稿されています。

この投稿には猫を飼っている方をはじめ、200件以上のコメントが寄せられました。

「閉じ込めたら可哀想だよー、って言う人居ますよねいや、いや、外の方が何があるか分からんし、怖いから! って心の中で思いながら、そーすっねー、って答えてました」「これリアルタイムで私も言われました。昔と今じゃ周りの猫に対する考えだって違うし、もし車に轢かれて帰ってこなかったら……っていろいろ危険の事を考えたら私はかわいそうとかではないと思います。それぞれとは思いますけど、室内で飼うことで私はこの子を守ってるって思ってるので、私が言われたときは無視しました笑」と、ねこぞーさんと同じことを言われた方や、「私の子どもの時は割とそう言う感じでした犬猫どちらもでも今と当時とでは環境は違うし、常識だって変わるし……って感じですよね」と、昔と今を比較する方も。

環境省や自治体でも、交通事故や感染症など屋外には危険が多いため、猫の飼い主には室内飼育を呼びかけています。そういった危険にさらさないよう、猫を危険から守れるのは飼い主だけでしょう。

ともに暮らす3匹の猫たちは、飼った当初から完全室内飼いだというねこぞーさん。今回の投稿の経緯を伺いました。

「猫がかわいそう?」投稿者に聞いてみた

――猫の飼い方について考えたくなるエピソードですが、投稿のきっかけは?

以前に勤めていた会社の上司から「狭い家で室内飼いって猫がかわいそうじゃない?」と言われたのがきっかけです。当時は今より狭いですが2LDKに住んでいました。そこまで狭い訳でもないと思うんですが……。相手が上司だったので反論もしづらかったですし、当時は猫の知識もなかったので言い返すことができず、もやもやっとしました。今回、ふと思い出し、またもやもやしたため投稿しました。

上司はそのとき猫は飼っておらず、田舎の実家で放し飼いにしていた時の体験からそのように言ったようです。年齢的にも放し飼いが多かった時代の方なので、意見の食い違いは仕方ないかなとは思います。

――多くのコメントが寄せられていますね。

「完全室内飼いでも猫は幸せ! むしろ外は危険!」という応援のお声が多く、とても嬉しかったです。

時代背景的に、昭和～平成初期は放し飼いの方も一定数いらっしゃったようですが、近年は完全室内飼いが常識になってきていると感じましたね。昔は放し飼いだったが、交通事故などで愛猫が亡くなってしまい、それから完全室内飼いにしている、という方も多くいらっしゃいました。

「狭くてかわいそうじゃない?」と思うかもしれませんが、ねこぞーさんが言及しているように、また環境省が制作するパンフレット『宣誓! 無責任飼い主0宣言!!』にも、室内での飼育であったとしても家具やキャットタワーなどの上下運動やおもちゃ遊びでストレスは解消できると記載されています。猫の習性や最適な環境について知識をしっかり得つつ、愛猫が健康に長く生きられるよう、責任をもって飼いたいものですね。