JR東日本大宮支社は9日、宇都宮線・日光線の新型車両E131系の車両展示会を2月26日に日光駅、2月27日に宇都宮駅(宇都宮運転所構内)、3月5日に黒磯駅で開催すると発表した。同車両は3月12日のダイヤ改正に合わせて投入され、ワンマン運転を開始する。

  • 宇都宮線・日光線に導入されるE131系の外観(提供 : JR東日本大宮支社)

E131系は車内の快適性向上と乗客に向けた情報提供の充実、バリアフリー化の推進を図るとともに、ワンマン運転に対応した機器を搭載。モニタリング技術の活用による安全性・安定性の向上も実現している。3両編成を15編成、合計45両を新造し、宇都宮線(小山・宇都宮~黒磯間)と日光線(宇都宮~日光間)に投入される。

2月26日以降に開催される車両展示会では、日光らしいレトロ調を取り入れ、火焔太鼓の山車をイメージした帯を配置したE131系の車両外観をはじめ、バリアフリー化の進んだ車内や充実した情報提供設備等も公開され、現行車両より広い客室、新たに設置された17インチの案内表示画面、大型トイレなど見学できる。座席の座り心地も確認でき、半自動ドアの機能も体験できる(宇都宮運転所構内での展示時は除く)とのこと。

  • 宇都宮線・日光線E131系の車内(提供 : JR東日本大宮支社)

  • 案内表示画面(提供 : JR東日本大宮支社)

  • 車いす対応大型洋式トイレ(提供 : JR東日本大宮支社)

車両展示会は日光駅、宇都宮駅(宇都宮運転所構内)、黒磯駅ともに、各開催日の10時30分から14時30分まで(最終入場時刻14時)実施され、参加費は無料。日光駅の展示会は改札外の団体口、宇都宮駅の展示会は駅東口の宇都宮運転所通用口、黒磯駅の展示会は改札外にて入場証の配布や受付が行われ、その後は展示会場で車両を自由に見学できる。