タレントのダレノガレ明美が2日、東京・新大久保のKimchi, Durian, Cardamom,,,で「ねこのいない、ねこカフェ」プレス向け発表会に出席した。

「ねこのいない、ねこカフェ」プレス向け発表会に出席したダレノガレ明美

JR東日本が展開する山手線プロジェクト「東京感動線」による新大久保駅直上のフードホール「Kimchi,Durian,Cardamom,,,」では、2月22日の「猫の日」にちなみ、2月2~27日の期間限定で「ねこのいない、ねこカフェ」をオープン。アンバサダーには愛猫家でもあるダレノガレ明美が就任し、メニューやグッズ開発のプロデュースを担当しており、収益の一部を業界団体に寄付される。

アンバサダー就任にしたダレノガレは「猫もすごく好きですしカフェも大好きなので、それが1つになるんだと思うとワクワクな気持ちになりました」と同店舗のオープンを待ち焦がれていたようで、「ここは駅前なのでさっと入れて雨にも濡れない。女の子やカップル、ご年配の方も楽しく過ごせると思います。可愛いものをプロデュースしたので、食べながら幸せな時間を作って欲しいですね」とアピールした。

同店舗では5つのメニューをダレノガレが考案。その中の1つでもあるホットココアには思い入れがあるそうで、「家族で山形の蔵王へスキーをしに10年間ぐらい行っていたんですが、その時私は滑れなくてお父さんがココアを飲んで待っていてと言われました。それをずっと飲みながらお父さんが滑っているのを目の前で見ていたんです。毎回蔵王に行くとホットコアを飲んでいたので、それを再現してみました」と幼き頃の思い出を懐かしく振り返った。

ダレノガレは現在、1匹の保護猫を含めた6匹の猫と同居中。この日写真で公開された保護猫のメイちゃんは、ダレノガレの家に来て1年以上が経過したそうだが、「メイちゃんは道端で弱っていたので病院に行ったら危険な状態でした。2時間置きにご飯をあげたりして暖めてげたらここまで成長しました」と明かした。

ダレノガレはメイちゃんのように実際に保護して飼うだけでなく、里親も探すなどボランティアもしているという。「こんなに殺処分があるんだと大人になって分かりました。同じ命なのに毎年猫ちゃんが殺処分されるという驚きから何かやらなくてはという気持ちになり、自分で発信できることは発信し、ボランティアできることはしたいと思って始めました」とボランティアを始める経緯を明かして、「毎年殺処分がどのくらいあるのか見ています。ちょっとずつ変わってきてはいますが、保護施設がパンクしたりするので、どうすれば良いのかと考えさせられますね」と厳しい現実に直面することも。とはいえ、里親が決まった時は喜びを感じるといいい、「送り出す時は泣いちゃいます。『幸せになってね』と言って送り出しますが、彼らの写真をSNSで見て癒やされていますよ。猫は本当に癒やしですね」と笑顔を見せていた。