「未来(ミライ)」

DREAMS COME TRUEの吉田美和が命名したワイン醸造用ブドウ「未来(ミライ)」「銀河(ギンガ)」の2品種が、1月17日に農林水産省に国内ブドウ品種として登録された。

「未来」「銀河」は吉田の出身地である北海道池田町で開発されたワイン醸造用ブドウ。同町では冷涼な気候と風土に適したブドウの開発に常時取り組んでおり、その中で誕生した黒ブドウ1種、白ブドウ1種の命名を吉田が担当した。現在栽培されている「未来」「銀河」はごくわずかだが、植樹本数を今後増やし、道内外の栽培農家への普及に努めていくとのこと。十分な収穫量が見込めるようになれば、「未来」は赤ワイン、「銀河」はスパークリングワインの原料とすることが検討されている。「未来」「銀河」が新品種に登録されたことを記念して、それぞれをイメージしたDREAMS COME TRUEのプレイリストも公開された。

また2009年に池田町にオープンした“ドリカムブドウ園”こと「DREAMS COME TRUE VINEYARD」から生まれ、毎年地元の成人式に贈られていたワインが、2月10日に一般発売されることが決定。2015年、2016年、2017年の3ビンテージがセットで販売される予定だ。

吉田美和 コメント

私が子供の頃に始まった池田町のワイン造りは、たくさんの方が努力を重ねながら今に至っています。
小さい頃から見てきた池田町のワイン事業が、この先も未来を見据えてもっと発展していくようにという願いを込めて「未来」と、そして「銀河」は町外れから見上げる池田町の星空をイメージして名付けました。
そして、せっかく私たちが名前をつけさせていただけるのであれば、DREAMS COME TRUEの楽曲タイトルを命名のヒントに、ということも意識しました。