地方に長く住んでいると、東京駅や新宿駅の路線の多さに圧倒されてしまいます。案内サインを頼りにウロウロしながらも、多くの人が目的地に向かって颯爽と歩いている姿を見ては、すごいなぁ……と思うことも。

しかし、逆もまた然り。都会の人が地方に行くと、それはそれで迷うこともあるようです。

こちらの相生あおは@富山はいいぞさん(@semicolon0103)の投稿をご覧ください。

新潟駅名物"""情報量皆無の案内サイン"""
(@semicolon0103より引用)

ホームの番号と矢印は書いてあるものの、すべてが「在来線」というこの案内サイン。路線の色も緑1色! いったい何番線から乗ればいいのか、いったいどこへ向かう電車なのか……、全くわからないですね。

この投稿に地元のツイッター民からは「これ普通じゃなかったんか……」「他県は違うのか!?」「見慣れてたから普通やと思ってた」「よく考えたらこれヤバいな笑笑 ずっと住んでて気づかんかったぞw」「懐かしい」といった声が……。

都会だと「千代田線」「京浜東北線」「湘南新宿ライン」と路線名が書かれており、さらに「新宿方面」「品川・大船方面」「小田原方面」など、行先が書かれていることもあるかと思います。

しかし、新潟駅はというと「毎回入ってくる電車がまちまちだからしゃーない」「まあどのホームからもほぼ全部の路線が出ていくからこうなるのはしゃーなし」「色んな線が色んなホームに来るから色分けできない」「新潟は路線固定されてないから… 3番線の電車に乗り遅れたら3分後は9番線に次の電車(路線は一緒)が来るから全員で階段全力ダッシュが発生する……」とのこと。なるほど。

ただ、初めて新潟駅に降りたった人にとっては、かなりの難関駅のようで、「わっかんねぇwww」「全部在来線www」「これマジで初見殺しだよね」「たしかに初めて新潟駅きた人は迷いそう、、、」「どこ行きとかも教えて貰えない」「もぉ己を信じて乗るしかないなぞなぞ在来線やな!」「これは …直感を試す時!」「助けて駅探」と、笑いと困惑の声が多数寄せられていました。

新潟駅の情報量皆無な案内サイン。果たしてこれで、目的地にたどり着くことはできるのでしょうか⁉ ツイ主の相生あおは@富山はいいぞさんにお話をうかがいました。

―― こちらの案内板を見た際の、気持ちを教えてください。

「これかwww」という、名物を観光したような気持ちでした。というのも、昨年にTwitterで話題になっていた際に、この案内板の存在を認識し、あらかじめ知っていたためです。

新潟駅自体は一昨年3月に2回行っていますが、認識する前である当時は全く気に留めることはありませんでした。看板自体は当時の旅写真に写り込んでいるんですけども(笑)

―― ご自身が目指していたホームには、問題なくたどり着くことができましたか?

辿り着けました。各列車の発車番線は他の駅より丁寧に案内がされているため、乗り換え時間に余裕がある場合は問題無いと感じました。
工事後はさらに便利になっていることでしょう。

―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。

「またかwww」という、驚きを隠せない気持ちです。というのも、つい先月にツイートで同じく大きな反響を呼び起こしたばかりだったためです。


都会で乗り間違えても、すぐに戻ったり乗り換えたりすることが出来るかもしれませんが、地方の場合戻ろうと思ったら1時間待ち……なんてことも。しかも、冬のホームは寒い! 慣れない地で電車に乗る際は、きちんと下調べするか、駅員さんに確認した方がいいかもしれませんね。