ダイハツ工業が2021年12月20日に発売した新型車が受注好調だ。発売から1カ月の時点で軽トラック「ハイゼット トラック」は受注台数が約2.1万台(目標は月間6,000台)、軽バン「ハイゼット カーゴ」は同1.3万台(目標は同5,700台)を達成。軽バン「アトレー」は月間目標の8倍となる約8,000台の受注を獲得した。

  • ダイハツ「ハイゼット トラック」

    ダイハツの新型車3車種が受注好調!(写真は新型「ハイゼット トラック」)

3車種に共通する高評価のポイントは、新開発のFR用CVT採用による燃費、静粛性、発進性と、最新の予防安全機能「スマートアシスト」による優れた安全・安心性能であるとのこと。ダイハツ初採用の「スマートインナーミラー」(ルームミラーを鏡面とモニター=カメラ映像で切り替えられる)も好評で、多くのユーザーがオプションとして選択しているという。

  • ダイハツ「ハイゼット カーゴ」
  • ダイハツ「ハイゼット カーゴ」
  • 「ハイゼット カーゴ」はクラス最大(ダイハツ調べ)の積載スペースと使い勝手のいい荷室空間、豊富な収納スペース、快適装備が好評。CVT比率は約90%となっている

  • ダイハツ「ハイゼット トラック」

    「ハイゼット トラック」は広い荷台による積載性や耐久性、防錆性などの基本機能に加え、クラス初採用(ダイハツ調べ)のキーフリーシステム&プッシュボタンスタートなどの快適装備が評価されているそうだ。CVT比率は約60%

  • ダイハツ「アトレー」
  • ダイハツ「アトレー」
  • アウトドアやワーケーションといった近年の新しいニーズに着目し、「第三の居場所」として訴求している「アトレー」は、月間販売目標の8倍という好調な立ち上がりを見せた。アウトドアやレジャーなどで幅広く使える「広くフラットな荷室空間」、「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」や「LKC」(レーンキープコントロール)などの運転負荷軽減機能、ターボエンジンによる力強い走り、質感にこだわった内外装デザインなどが好評を得ているそうだ。4WD比率は約60%

  • ダイハツ「アトレーデッキバン」
  • ダイハツ「アトレーデッキバン」
  • 「アトレー」に追加となった新顔「アトレーデッキバン」の販売比率は約10%となっている