みんなのエージェントは11月16日、「Withコロナのマネジメント」に関する調査結果を発表した。調査は2021年12月15~17日、「従業員500人以上の企業」の中間管理職107人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「あなたはコロナ禍において、部下のマネジメントに苦戦していますか」と聞くと、「かなりにそう感じる」(15.0%)、「ややそう感じる」(45.8%)、「あまりそう感じない」(29.9%)、「まったくそう感じない」(9.3%)だった。

  • あなたはコロナ禍において、部下のマネジメントに苦戦していますか

そして、前述の設問に「かなりそう感じる」「ややそう感じる」と答えた回答者に「コロナ禍の部下のマネジメントの課題」を聞いたところ、「部下とのコミュニケーション量が減少している」(75.4%)、「リモートではコロナ前のマネジメントでは通用しない」(35.4%)、「マネジメント方法の再現性がない」(30.8%)、「マイクロマネジメントをしてしまう」(29.2%)、「目標設定方法が分からない」(21.5%)、「その他」(3.1%)、「分からない/答えられない」(3.1%)となった。

  • コロナ禍の部下のマネジメントの課題

次に、「あなたは、部下のマネジメントを行う際に、勘や経験だよりになってしまうことはありますか」と聞くと、「かなりある」(16.9%)、「ややある」(52.3%)、「あまりない」(25.2%)、「まったくない」(5.6%)という結果だった。

  • あなたは、部下のマネジメントを行う際に、勘や経験だよりになってしまうことはありますか

さらに、前述の設問に「かなりある」「ややある」と答えた回答者に「勘や経験だよりになってしまう場面」を尋ねたところ、「顧客との折衝や開拓について」(51歳)、「日常的な人との関わり方」(42歳)、「自分が経験したことで説明できるので、そういった指導方法に胡坐をかいてしまう」(48歳)、「情報をうまく生かしきれない」(54歳)、「他に方法が浮かばない」(52歳)などのコメントが寄せられている。