ホンダ車に乗るには自家用車として購入する以外にも、レンタカーなどで借りる方法があります。レンタカーといえば旅先などで利用するのがメジャーな活用方法ですが、カーシェアの登場で日常的に利用する人も増加中です。
しかし、どうすれば希望のホンダ車をレンタカーで利用できるのかよく知らない人も多いでしょう。
この記事では、ホンダ車をレンタカーで利用する方法を紹介します。ホンダ車が好きな人や普段レンタカーを利用する機会がある人に役立ちますので、ぜひご一読ください。
ホンダ車をレンタカー利用できるのはどこ?
レンタカーでホンダ車を利用するには、いくつかの方法があります。代表的なホンダ車のレンタカー利用方法をみていきましょう。
都市部ならカーシェア「EveryGo」がおすすめ
「EveryGo」はホンダ車をレンタカー利用できるサービスで、2017年にサービスが始まりました。レンタカーとカーシェアの特性を組み合わせたサービスで、8時間の長時間利用の場合でも、比較的安価な基本料金に設定されています。
サービス展開しているのはほとんどが大都市です。
都市部以外の旅行先ならホンダの直営店で借りる
「EveryGo」は2021年10月時点では大都市で展開しているサービスです。ステーションが近くにない地域では、ホンダのレンタカー店を利用すると、ホンダ車を借りられます。
お店の名前は地域によって異なりますが、ホンダレンタカーやホンダレンタリースなどが名称に付いていることが多いです。
レンタカーのお店でホンダ車の指定プランを利用する
たくさんの自動車メーカーを扱っているレンタカー店では、ホンダ車に特化したプランを用意していることもあります。2021年10月時点では、オリックスレンタカーで下記のようなプランを提供中です。
- N-BOX指定プラン
- フィット指定プラン
- フィットハイブリッド指定プラン
- ステップワゴン指定プラン
オリックスレンタカー以外のレンタカー店でもホンダ車を扱っていることもありますが、車種の指定はできないことも多いです。
月額料金無料で利用できるカーシェア「EveryGo」の特徴
ホンダのカーシェア「EveryGo」を利用する場合、手続きはアプリでできます。
わからないことがある場合や万が一のトラブル発生時でも、24時間365日オペレーターが幅広くサポートしてくれるサービスです。そんな「EveryGo」の特徴をみていきましょう。
8時間利用の場合の料金は3,780円から
「EveryGo」の利用料金は、時間料金と距離料金との組み合わせで、車のクラスによって異なります。車のクラスごとの8時間料金を比較すると下記の通りです。
8時間料金 | 距離料金 | |
軽自動車 | 3,780円 | 17円/km |
コンパクトカー | 4,780円 | |
ミニバン・SUV | 5,780 | |
セダン・スポーツ | 5,780円 | |
Honda e | 15分ごとに200円 | 0円 |
高価格帯の車ほど、利用料金も高額に設定されています。
「EveryGo」の利用方法
「EveryGo」を利用するには、Webでの入会とアプリでの予約が必要です。入会手続きはICカード運転免許証とクレジットカードを準備して公式サイトにアクセスし、手続きを行いましょう。
手続きは7分程で完了させられます。
予約はスマートフォンアプリで行います。アプリをダウンロードしたら、メールアドレスとパスワードを入力し、ログインしてください。
ステーション検索し、予約条件や認証コードなどを入力して予約が完了すれば、利用開始15分前から予約したステーションで車を利用できます。返却場所は出発時と同じステーションです。
延長したい場合は、返却時刻の15分前までにアプリで手続きしてください。
ステーションの場所
「EveryGo」のステーションがあるのは、下記の都道府県です。
- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
- 愛知県
- 大阪府
- 福岡県
- 福島県
このように、ステーションは一部の大都市を中心として配置されています。
Honda eはステーションが限られている
「EveryGo」でHonda eに乗ってみたくても、取り扱っているステーションが限られていますので注意してください。2021年10月時点では東京・千葉・愛知・大阪・福岡のステーションで扱っていて、ステーションによってボディの色も異なります。
福岡や千葉、愛知では2021年10月時点で1店舗のみなど店舗が限られていますので、気をつけましょう。
ガソリン代が料金に含まれている
一般的なレンタカーではガソリン代は別途必要ですが、「EveryGo」の場合はガソリン代も利用料金に含まれています。走行中に給油が必要になった場合も、車内に搭載されている給油カードで支払えます。
ただし利用料金には距離料金が加算されますので、走行距離が長くなれば料金も上がる仕組みです。
都市部以外の旅行先ならホンダのレンタカー専門店や直営店で借りる
「EveryGo」の提供地域は限られています。旅行先など都市部以外でホンダ車を借りるなら、ホンダのレンタカー店で借りるのがおすすめです。ホンダのレンタカー店の特徴をみていきましょう。
地域ごとに会社が分かれている
ホンダのレンタカー店は、地域や運営会社によって名称が異なります。例えば札幌にあるホンダのレンタカー店の名称は下記の通りです。
- ホンダレンタリース北海道
- Honda Cars 北海道
- ホンダレンタカー 札幌駅北口店
など
全国的に統一された名称があるわけではありませんが、名前に「ホンダ」が入っていることが多いです。
借りる会社によって料金が異なる
同じホンダ系列のレンタカー店でも、運営会社や地域によって料金設定が異なります。目安として、軽自動車を6時間までで借りる場合は5,000円前後の会社が多いです。
ただし、期間限定料金を設定している場合もあるなど、お店によって料金は異なりますので比較して選びましょう。
異なる返却店舗を選べる場合もある
ホンダ系列のお店でホンダ車を借りる場合でも、基本的には同じ店舗へ返却が必要です。しかし、同じ会社が運営している場合など、別の店舗に返却可能な場合もあります。
返却店舗の選択肢は地域や店舗で異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
ガソリンは満タンにして返却するのが一般的
ホンダ系列店に限らず、ほとんどのレンタカー利用では返却時にガソリンを満タンにしておく必要があります。返却前に給油できるよう、返却場所近くのガソリンスタンドを確認しておきましょう。
S660やMT車など珍しい車種を扱っていることもある
ホンダ系列のレンタカー店で借りられるのは、フィットやステップワゴンなどのよく出回っている車種が中心です。しかしお店によっては「S660」などのレアな車種を借りられることもあります。
台数限定になっていることが多いですので、借りたいのであれば早めに予約しておきましょう。
レンタカーでホンダ車を借りるためのコツ
レンタカーでホンダ車を借りる場合に、押さえておきたいポイントをみていきましょう。
価格重視ならレンタカー比較サイトを利用する
できるだけ予算を抑えてホンダ車をレンタカーで利用したいと考えているなら、レンタカー比較サイトを活用すると便利です。複数のレンタカー店の料金を比較し、有利なお店を探せます。
車種を重視するならホンダの公式サイトからも探せる
安さを重視してレンタカー比較サイトで探すと、車種を指定できないこともあります。ホンダ車にこだわりたいなら、ホンダの公式サイトでホンダ車の指定プランを紹介していることがありますので、活用しましょう。
2021年10月から2022年3月までは、「フィット」などの人気車指定プランがあります。
レンタルできる時間の単位や延長料金に気をつける
レンタカーの利用料金は6時間単位・24時間単位・時間単位など、借りるお店によって設定が異なります。予約状況によっては延長できないこともあるなど、注意すべき点は多いです。
利用可能な時間や延長料金などに気をつけながら利用しましょう。
レンタカーでもホンダ車を借りられる! 乗ってみたい車に乗ってみましょう
ホンダ車は自家用車として購入しなくてもレンタカーやカーシェアなどで気軽に利用できます。利用方法や利用する会社によって料金体系や利用できる車種などが異なりますので、よく理解したうえで利用したいですよね。
ホンダ車をレンタカーで利用するための代表的な方法は、都市部で利用できるカーシェアや、ホンダのレンタカー専門店や直営店で借りる方法、ホンダ以外のレンタカー会社で借りる方法などがあります。
ホンダ車はさまざまな方法でレンタカー利用できますので、ホンダ車に乗ってみたい人はぜひ利用してみてください。