スシローでは、「とろトロ大市」を開催中。今回はとろけるネタ、とろとろ食感ネタを集めたフェアだそうで、最近は価格が高騰してなかなか手を出せない生本ずわい蟹もお得な価格で販売するという。とろトロなネタって何が出てくるの? 答えを知るべくスシローに行ってきた。
とろトロネタってこんなにあるの!?
"とろ"といえば、まぐろの大とろや中とろをイメージしていたが、イチオシされていたのはなんとかつお。「一本釣りとろかつお」は2貫で一皿110円で、一見普通のかつおに見えるが、一口食べてみると味の濃さと脂のりの良さに驚く。
かつおってこんなにうまみが強いのか……と感じるほど、噛むごとにうまみが広がり、あとから脂の甘みがじわ~っと追ってくる。鮮度が高いからか身もやわらかながら弾力もあり、スーパーで買うかつおの刺身とは段違いのうまさだ。
続いては、お待ちかねの「とろける生本ずわい蟹」。最近は蟹が高く食べる機会がめっきり減っていたが、165円で生本ずわい蟹にありつけるのでこの機会を楽しみにしていた。
生らしくとろ~っとした口当たりは絶品! 繊細でやさしい甘さのある本ずわい蟹は、味の濃いものを食べる前、なんなら一皿目あたりに食べておくと、真のうまさを感じられるのでおすすめ。ちなみに、1月23日まで販売の予定だが、完売次第終了となるそう。食べ逃さないように注意!
そして、サーモン好きなら「大とろ生キングサーモン」(330円)はマストで食べたい一皿。脂のりがよすぎて、身が醤油をはじくほどで、脂の甘みととろけるもちっとした身がたまらないおいしさ。身も大きく切ってあるので、一口の満足感はかなり高め。一日数量限定とのこと。
個人的に一番ハマったのは「馬刺しねぎとろ」(165円)。回転すしで馬刺しが食べられるんですか? 馬刺し好き大歓喜のメニューだ。馬刺しそのものを活かしつつ、すし屋っぽくねぎとろに仕上げてあるので、高級肉すしを食べているような感覚。海苔で巻きつつ、ダイレクトに馬肉のうまさが堪能できる一皿だ。
こちらも肉ネタ「とろける炙りサーロイン」(330円)。焼肉屋の味がする!? このネタは、シンプルに塩胡椒で味付けされていることで、より肉の味が引き出されているように感じた。肉肉しい黒毛和牛と酢飯の相性よし!
今回のとろトロネタで、おそらく一番とろけていたのは「とろ煮穴子」(165円)。噛む必要がないほどにとろっとろで、飲めそうなくらいまである。脂がのっているので身の甘みもあり、じっくりと味わいたくなる一皿だ。
手に取ったら早めに食べたいのは「白身フライのとろ~りチーズフォンデュ」(165円)。衣がサクサクの白身フライの中はフワフワの身、そしてとろ~りチーズフォンデュをトッピングと、食感が楽しいネタだ。このチーズフォンデュはもちろん冷めてもおいしいが、温かいうちのほうが格別に美味。
このほかにも、「ぶりとろ」(165円)、「びんとろ」(165円)、「得ネタ中とろ」(165円)と、とろネタが盛りだくさん。
サイドメニューの「とろ~りもち天明太うどん」(330円)は、もち天ぷらがとろんと伸びるうどんが販売されていた。次第に出汁を吸ってとろとろになるもち天ぷらは、すしでお腹が膨れていてもけっこうイケる。出汁のほっとする味わいに、明太で味変しながらゆっくり食べるのも良さそうだ。
新作の「特上うなぎ」はワンランク上の味わい
1月19日新発売の「店内蒸し特上うなぎ」も一緒に食べてきたのでレポートしておこう。うなぎ専門店レベルのクオリティーで、「これメインに食べに来てもよかった」と思うほどのクオリティーだった一皿がこちら。
名店の匠と新商品を作る「匠の一皿プロジェクト」から生まれたこのネタは、蒸しうなぎとうなきゅう巻きのセットで、見た目はちょっと高級感のあるメニューだなというところ。しかし、一口食べてみると、うなぎの香ばしさと肉厚な食感、そして身にタレの味がよく染みていて、いい意味で期待を裏切られた。めちゃくちゃにうまいのだ。
これまでにもスシローのうなぎは食べてきたことがあるが、レベル違いのうまさ。肉厚で身の食感もあるのに、食べるととろけていく絶妙な蒸し加減で、かなり本格的な味なのである。食ってみな、飛ぶぞ。
価格は583円とお高めゾーンの皿ではあるが、うなぎ2貫にうなきゅう巻き6貫とボリュームがあり、何より味が普通のうなぎの握りと別格。食べてみる価値は十分にある。
とろけた~い! 人はスシローへGO
"とろ"といえばまぐろと思っていたが、予想以上にとろネタがあった今回のフェア。お持ち帰りでは、厳選したネタの詰め合わせセットもあるので、自宅でもフェアを楽しめそう。イチオシは、「一本釣りとろかつお」と「馬刺しねぎとろ」。「とろける生本ずわい蟹」も外しがたい……。迷うほどにネタたくさんなスシローでお気に入りのネタを探してみては?















