韓国グルメやK-POPアーティストグッズなどを求める人で常に賑う新大久保に、新たなグルメスポット「新大久保韓国横丁」が2021年12月20日にオープン。さまざまな韓国料理専門店が集結していると聞き、お腹を空かせて試食会に行ってみた。
新大久保韓国横丁とは?
新大久保韓国横丁があるのは、JR新大久保駅北側出口より徒歩6分ほどの大久保通り沿い。1階・2階をあわせ総面積210坪・席数450席となる施設のうち、まずは1階部分が2021年12月20日にオープンした。店舗はすべて「JDREX」が運営。
「ホンデポチャ」は同社の既存ブランド店(都内6店舗目)、「泡包シャンパンマニア」は既存ブランドのFC店となり、それ以外の店舗は新業態となっている。1階は全長約60mの細い路地の両側に、韓国料理専門店10店舗が立ち並んび、足を踏み入れると一気にテンションが上がる。
10店舗を一気に紹介!
チャンヒョンジョン
大久保通りから入った一番手前にあるお店。「幼い頃学校帰りに食べた韓国の思い出の味」をテーマにしており、チヂミやトッポキ、はるさめ海苔巻き揚げなどが食べられる。いろいろな種類のマッコリも楽しめるのも売り。
マポ豚足
韓国市場で食べられる豚足、ポッサム、ネジャンタンなどローカルメニューがそろっている。6時間、漢方材料と一緒に煮込んだ自家製の豚足は特におすすめ。日本で食べられている豚足とはまた違う食感と味だった。
泡包シャンパンマニア
餃子とシャンパンという、一風変わった組み合わせが異彩を放つお店。もちろんチヂミ、トッポギといったメニューもそろっているので、韓国料理と餃子を食べつつ、シャンパンで喉を潤す贅沢を味わえる。
チキン屋
韓国で流行っている多様なチキンを楽しめる専門店。独自で開発したヤンニョムチキンが甘辛く、ビールとの相性が抜群。「スノーチーズパウダーチキン」なんていうメニューもあり、チーズの濃厚さとサクサクチキンがたまらない
漢江の奇跡 (はんがんのきせき)
1980年代の韓国で流行し、近年再ブームとなった冷凍サムギョプサルをメインとしたレトロな豚肉専門店。食べ応えのある「豚王カルビ」や、香ばしく焼いた厚切りサムギョプサルが美味しい。また、キムチもかなり辛くて絶品だった。
ヨスバンバダ
カンジャンケジャン、ヤンニョムケジャン、カンジャンエビが食べられる韓国式海鮮屋台。カンジャンケジャンは、いつまでもむしゃぶりつくほどの美味しさ。韓国焼酎チャミスルとの相性も抜群で、お酒が大好きな人におすすめなお店。
ホンデポチャ
新大久保発祥の韓国料理店。サムギョプサルやチーズタッカルビといった定番料理から、他ではなかなか食べられない「エビチーズイイダコフォンデュ」は、イイダコ、エビなどを炒めてチーズのまろやかさに絡めるとどんどん食べられる。これが人気なのも納得。
シンサドンホランイ コプチャン
韓国ソウルのシンサドンで流行中のホルモン焼き専門店。「チュゴプセ焼き」はイイダコ、エビ、シマチョウを炒めた激辛メニューだが、ホルモンが激ウマ! 辛さも絶妙で、今回食べた料理の中で個人的に一番美味しかった。
第一食堂
釜蓋で焼くプルコギや自家製のヤンニョムソースで熟成させた豚チュムルロクが食べられる韓国家庭料理専門店。じっくり煮込んだ「牛骨餃子カルクッス」は、きしめんっぽい麺と餃子がスープにまとめて入っている感じでボリューム満点。
上海ポチャ
ジャジャー麵をはじめ、チャンポン、韓国式酢豚などが食べられる韓国式中華料理店。ジャジャー麺のほかサクサク、ジューシーな酢豚もおすすめしたい
基本的に各店舗でその店舗のメニューをオーダーすることになるが、隣の店舗なら横丁内の出前も可能。また、横丁内の別の店で購入した料理を運んできて1箇所で食べることも可能となっている(この場合支払いはキャッシュオンのみ)。
2022年1月15日頃にはカラオケ、スナック、バー、フリースペースがある2階もオープン予定。料理は1階の各店舗から出前できるとのこと。
どれも定番韓国料理と、昨今のトレンドがわかる"映え"メニューもあって、美味しくて楽しい興味深い店ばかり。本場韓国の雰囲気を味わいに、是非一度足を運んでみてほしい。
■Information
「新大久保韓国横丁」
場所 : 東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保1F、2F
営業時間: 11:30~23:30 ※2022年1月以降、営業時間変更予定あり
定休日 : 無休