俳優の奥平大兼が、日本テレビのドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』(2月27日スタート、毎週日曜13:45~ ※関東ローカル)に出演する。

奥平大兼

茅島みずきが主人公・神谷詩子役を演じる、高校生6人の青春群像劇の同ドラマ。奥平は、その6人で結成したファンファーレのメンバー寺島史也役を演じる。

このドラマは、新たなドラマ枠「Zドラマ」で放送。同枠は、「Z世代に向けたエール」をコンセプトに、ドラマの世界観をメディアや手法にとらわれず、SNS、楽曲、ライブ配信、映画、舞台など自由な形で描き出す。

コメントは、以下の通り。

■奥平大兼
――ドラマ出演を聞いたときにどう思いましたか?
同世代の方々と大人数でお芝居するというのが初めてなので嬉しかったですし、すごく楽しみです。

――脚本を読んだ感想を教えてください。
1話を読んで素直に羨ましい気持ちがありました(笑)。このようなご時世ということもあり僕自身、学生生活というものに対して思い出が少ないので羨ましいなと思いました。

――同世代のキャストとの撮影で楽しみなことはありますか?
その時のテンションだったり現場の雰囲気でお芝居も変わると思うので、どのように作り上げられるのかが、すごく楽しみです。僕も頑張りたいなと思います。

――ドラマのタイトルに因んで、小・中など、これまでの「卒業式」に関する印象的なエピソードを教えてください。
小学校の卒業式が終わってすごく大人な気分になったのを覚えています(笑)。

――視聴者の高校生に向けて、このドラマを通して伝えたいことはありますか?
とにかく「学校生活を楽しもう」ということを伝えたいです。
僕自身、今年で高校卒業なので、もう学校生活がないと思うととても悲しいので今高校もしくはこれから高校生になる方に勉強など縛られることはあるかもしれませんがそれでも自分次第で学校生活を楽しむ方法はあるというのを伝えたいです。

――視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
今のリアルな高校生の姿を見せたいなと思っています。この6人でしか見せられない高校生の姿を見せつつ、物語としてどうなっていくかを楽しんでもらえると嬉しいです。

■伊藤彰記監督
「青春」とは…
キラキラして、ギラギラして
たまにズキーンってなったり、ズドーンってなったり…簡単に言葉では表せないものだと思います。
でも間違いなく心の中に残り、これから生きていく中で核となっていきます。これから卒業を迎える皆様に少しでも何か感じて頂けたら嬉しいです♪

■仲野尚之プロデューサー
日本中いや世界中の人々は、平等にパンデミックの渦中にいる。勿論、日本の高校生もだ。
今年卒業を迎える高校生は、一年生の冬に、ジワリと感染が広がってきた世代だ。部活や文化祭、修学旅行など、様々な行事が制約を受けた事ばかり伝えられてきた。
その可哀想だと言われている世代に、どんなドラマを届ければ良いのだろう。
運が悪かったね。残念だったね。
いや違う。
どんな時代も、高校生は青春しているはず。
彼らはきっと、僕らも通ってきたあの未来への希望と先が見えない不安の中で、一人一人懸命に戦っているはずだ。
いつの時代も彼らの無尽蔵のエネルギーが、未来の希望だ。何も成し遂げられなかったかもしれなかったけど、かけがえのない3年間。それは決して無駄な時間じゃなかったはずだ。そう信じよう。
Z世代を体現する俳優が、真摯に懸命に演じる姿を是非ご覧ください。
この思いが全ての高校生たちへのエールになりますように。心を込めて、青春と真っ直ぐ向き合っていきます。