7年もアイドル最前線で活躍している小栗だが、写真集を出版するのは意外にも初めて。記念となるこの写真集は、初の水着、初のお風呂カット、初のすっぴん披露など、初めて尽くしなことも話題を集めている。

「アイドルにとって写真集は憧れです。先輩たちも同期の子も出していて、自然といいなという気持ちもありつつ、これまで水着を着たことなかったので、私には写真集まだ早いのかなぁ…と思っていました。でも10代の集大成となる写真集を撮ることになって、いままで見せていない部分を出せることに喜びを感じます。20歳になってすぐに発売されるのもとてもいいタイミング!」と声を弾ませる。

初めての水着姿には、もちろん不安も。「これで大丈夫かな? という不安もありました。水着姿に自信もなかったので…。肌に風をたくさん感じてドキドキしたけど、大好きな沖縄で素敵なシチュエーションで撮影できた。最初は緊張していましたが、徐々にテンションも上がっていって無事に楽しめました」と充実の表情だ。

写真集には「かわいらしさも詰め込みたかったけど、ちょっと背伸びした大人っぽい私も見せたい。ファンの方にドキッとしてほしい」という思いが込められている。「お風呂のカットは本当にちょっとのぼせているのでぜひ見てほしいし、すっぴんはメンバーにも家族にもほとんど見せたことがないので貴重です(笑)。初めての写真集で初めての私に会いにきてほしいです」と呼びかける。

節目のハタチになった小栗。やりたいことを聞くと、AKB48を愛する者として、真っ先にアイドル活動について話してくれた。「18、19歳のときはコロナ禍で思うような活動ができなかった。もどかしくて悔しかったです。20歳はその悔しさをバネに、活動できなかった分まで積極的に動きたい。あと、これまで後輩気質がなかなか抜けなかったのですが、先輩たちがどんどん卒業する中で『背中だけで伝えるのはダメだ』と思った。ちゃんと口にして、言葉にして、後輩たちにアイドルを伝えていきたい」と抱負。アイドル卒業は考えていないようで、インタビューの最後に「まだまだアイドルとして頑張ります!」とゆいゆいスマイルを輝かせた。

■小栗有以
2001年12月26日生まれ、東京都出身。2014年にAKBチーム8のメンバーとしてアイドル活動をスタートさせる。2018年5月発売の「Teacher Teacher」で初めてシングル表題曲のセンターを務める。同年7月スタートの『マジムリ学園』でドラマ初主演、舞台版でもダブル主演を飾った。2021年4月にフジテレビ系『めざましテレビ』のイマドキガールにグループで初めて起用される。2022年1月18日に1st写真集『君と出逢った日から』を発売。