ベントレーモーターズは2021年の販売台数を発表した。グローバル販売は2020年比31%増の1万4,659台と好調な様子。このうち半分以上がアメリカ大陸と中国で売れている。日本は前年比30%増の596台で過去最高となった。最も多く売れたクルマはSUVの「ベンテイガ」だった。

  • ベントレー「ベンテイガ」

    ベントレーが販売好調!

中国で販売台数が急増中!

2021年におけるベントレーモーターズの総販売台数は1万4,659台。2020年の1万1,206台に比べ約31%の増加となった。

車種ごとの内訳は「ベンテイガ」40%、「コンチネンタルGT」33%(クーペ60%、コンバーチブル40%)、「フライングスパー」27%。フライングスパーについてはハイブリッドモデルの投入を発表済みで、2022年にはシェアをさらに伸ばすと見込んでいる。ベンテイガは発売5年目にして過去最高の台数を記録。販売するベンテイガの5台に1台は登場したばかりのハイブリッドモデル(日本には2021年に上陸)となっているそうだ。

  • ベントレー「ベンテイガ」

    ベントレーで最も売れているクルマ「ベンテイガ」。日本では2021年にハイブリッドモデル(プラグインハイブリッド車)が追加となった

アメリカ地域の販売台数は4,212台。2020年の3,035台から39%増加した。「コンチネンタルGTスピード」の導入とフライングスパーの通年販売が好業績を後押ししたという。

中国は2年連続でベントレーの販売台数が最も伸びた市場。2021年は前年比40%増の4,033台が売れた。

欧州では2020年の2,193台に対して2,520台を納車。前年比15%の増加となった。ベントレーのホームマーケットである英国では同14%増の1,328台を販売している。中東は915台で、前年の735台に比べ200台近く販売を増やした。

アジア太平洋地域では2021年に1,651台を販売。2020年の1,203台に対し37%の増加となった。日本では過去最高となる596台(前年比30%増)を達成している。