俳優の小栗旬が9日、静岡県伊豆の国市で開催された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(9日スタート、NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の会見に出席した。
三谷幸喜が脚本を手掛ける本作は、源頼朝の右腕として活躍し、武士の世を盤石にした鎌倉幕府の2代目執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。「鎌倉殿」は鎌倉幕府の将軍を、「13人」は、頼朝の死後、合議制で政治を動かした家臣の人数を示している。
放送初日を迎え、主人公・北条義時役の小栗は「非常にうれしく思っております。ドキドキそわそわしている感じもあるんですが、どういう風に自分たちが作ってきたものが受け止めてもらえるのか非常に楽しみです」と心境を語った。
本作では、馬に乗る姿も披露する。小栗は「一昨年の12月くらいからずっとトレーニングを重ねてきました」と明かし、第1話の乗馬シーンについて「自分でできたというのは第1話のスタートとしてはよかった」と手応え。「その後もけっこう馬の部分は出てきますが、なかなかいい感じにやれているのではないかなとは思っています」と話した。
特に乗馬シーンでの苦労はないという。「そのために準備ができてきたので。本心を言えば、もう少し乗りたいなと思っています。撮影のときって乗せてもらえる距離が短いんです。本当は山を駆け巡りたい気分なんですけど」と乗馬シーンへの意欲を語った。
北条家始まりの地である静岡県伊豆の国市で開催された会見には、小栗旬(主人公・北条義時役)、小池栄子(北条政子役)、宮澤エマ(実衣/阿波局役)、片岡愛之助(北条宗時役)、坂東彌十郎(北条時政役)、大泉洋(源頼朝役)が出席した。