「新年の頭にネクストブレイク候補を発掘する」、マイナビニュース恒例の正月企画を今年も実行。年々、他サイトで似た記事も増えてきたが、ここでは「とびきりフレッシュな先物買い」という観点から10人の若手女優を紹介していく。

セレクトのポイントは、最近の出演作で見せた可能性、出演予定のラインナップ、業界内の評価。次々に新星が誕生する女優業界で、今年ブレイクのきっかけをつかむのは誰なのか?

■連ドラで爪跡を残した10代女優

  • 原菜乃華

  • 畑芽育

  • 長見玲亜

1人目は、アイドル級のルックスながら影のある役柄もこなす原菜乃華(18)。昨年は単発ドラマ2作に加えて、『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)で難病を抱えながら、兄や恋人に明るく振る舞う少女を好演した。さらに秋から『真犯人フラグ』(日本テレビ系)で、主演・西島秀俊の娘で佐野勇斗の恋人役を演じている。劇中では行方不明の状態が続いているが、1月からの後半パートで見せ場が訪れるのではないか。

小栗旬、田中圭、綾野剛の3トップを筆頭に業界を席巻する芸能事務所・トライストーン所属の新星であり、子役時代にはバラエティやモデルをこなすなど経験豊富。今年以降、ドラマ・映画に引く手あまたの状態になる可能性を秘めている。

2人目も、同じく子役時代からの実績十分で業界評価の高い畑芽育(19)。ゲスト出演でもインパクトを残す存在感ある演技で知られていたが、昨年も『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日テレ系)で痴漢被害者の女子高生、『プロミス・シンデレラ』(TBS系)でヒロインの恋敵となる女子高生を連続で好演し、「あの子は誰だ?」と話題になった。

さらに大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)、『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)の映画と特別ドラマにも出演。152cmと小柄だが、それを感じさせないパワーがあるだけにテレビ映えする女優になりそうだ。

3人目も、10代ながらも大人びたルックスで社会人役もこなす長見玲亜(19)。2017年の『オトナ高校』(テレビ朝日系)で、「当時中学生3年生なのに23歳の銀行員役を演じた」というエピソードが、その魅力を物語る。昨年は『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日テレ系)で浜辺美波演じるヒロインと岡田健史をめぐるバチバチの三角関係を演じて話題を集めた。

さらに『泣くな研修医』(テレ朝系)で医学生、『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)でデザイナーを演じるなど、さまざまな職業にフィットできることを証明。クールビューティーの魅力を極めれば、菜々緒のような存在になれるかもしれない。