テレビ朝日系バラエティ特番『ナレーションガチャ~その通りにできるかな?~』がきょう1日(24:25~25:25※一部地域除く)に放送される。

  • 左から川島明、高山一実、渡辺翔太、出川哲朗=テレビ朝日提供

先に録ったナレーションどおりにロケを敢行するという新たな実験型バラエティが誕生。MCは麒麟・川島明、サブMCは高山一実が担当し、スタジオにはロケに挑んだ出川哲朗、Snow Man・渡辺翔太が集結。小島瑠璃子、本仮屋ユイカというゲストも登場する。

出川は「牛の乳しぼりを体験して感動!」というナレーションに従って牧場ロケで牛とたわむれるが、無謀なナレーションに悪戦苦闘。一方、Snow Manの渡辺、深澤辰哉、佐久間大介は巨大ドミノ製作ロケに挑むが、非情なナレーションに振り回され、せっかく並べたドミノを崩さなければならない状況に追い込まれる。

出川は「いやもう、VTRを見るのがマジで怖くて、怖くて……」と吐露し、渡辺も「本当に力量が試されたロケで、とにかくナレーションには振り回されました……」と過酷ロケへの感想を口にする。

スタジオにもナレーションボタンが登場し、「頑張ったロケを本仮屋さんにほめられて、メロメロになっちゃった出川だった」というナレーション通りに本仮屋に絶賛された出川は大喜び。その後「なんと、ここでSnow Man・渡辺にこじるり(=小島)からきっつーいダメ出しが!」というナレーションが飛び出し、小島は厳しいダメ出しをひねり出す。

川島は「僕がこの番組の出演者にナレーションを送るとしたら……『Snow Manの3人は2022年、M-1グランプリに挑戦する』というのがいいな。3人のVTRがすごく面白かったので、ぜひ芸人のフィールドにも来ていただきたいなと思いました」と提案し、渡辺は「とんでもない。ライブよりも緊張しちゃいます!」と驚く。

■川島明(麒麟)

――収録の感想を教えてください!

これぞ、令和のバラエティ。勝手にゴールを決められ、そこに向かって努力しなくちゃいけないなんて、日本一斬新なスタイルではないでしょうか。バラエティ界のデスノートともいえますね。スタッフにとってはロケVTRの編集が楽だと思うので、今後はこれが主流になるかもしれませんね(笑)。

――もし自分がナレーションを先録りできるとしたら、今回の共演者にやってもらいたいことは?

僕がこの番組の出演者にナレーションを送るとしたら……「Snow Manの3人は、2022年、M-1グランプリに挑戦する」というのがいいな。3人のVTRがすごく面白かったので、ぜひ芸人のフィールドにも来ていただきたいなと思いました。

――ガチャガチャのように何が飛び出すかわからないモノにハマった経験は?

僕ら麒麟は劇場の舞台に立つ仕事が1カ月に2回ほどあるのですが、僕は毎回、何のネタをやるか相方の田村裕に教えないんです。どうツッコんでくるか、楽しみなので……。だから毎回、ガチャガチャ感覚です。相方にとってはしんどいでしょうが、予定調和にならないからこそ、魂がこもった、心からの「なんでやねん」が出るんです。でもたまにネタが飛んで「なんてツッコむんやったっけ?」というツッコミが出ることもあり、それが飛び出したときは当たりだなと思っています。

――この番組は瞬発力や対応力が要求される企画ですが、それらに自信はありますか?

僕もそれこそ若手のときは台本を一言一句覚えて事前にシミュレーションしていましたが、ありがたいことに多くのお仕事をいただくようになると、そこまで深く台本を確認できないこともあります。でもなぜか、そういうときの方がうまくいくことが多いですよね。準備が足りないからこそ本番、一生懸命頑張るのかな。あまり決めすぎるのもよくないんですよね!

■高山一実

――収録の感想を教えてください!

プロフェッショナルが集まった番組だなと思いました。出川さんは身体を張ってナレーション以上の面白いロケを見せてくださいましたし、Snow Manの3人は大変なはずなのにキラキラした笑顔はもちろん、怒った顔などいろんな表情を見せてくださいました。スタジオゲストのこじるりさんはナレーションどおりに的確な毒を吐いてくださったし、本仮屋ユイカさんは美しいだけでなく的を射たコメントをおっしゃって……それを川島さんが面白くまとめてくださいました!

――もし自分がナレーションを先録りできるとしたら、今回の共演者にやってもらいたいことは?

タキシード姿の川島さんと出川さんに、アイドルがよくやるような、甘いセリフやキザなひと言を言ってほしいです。お2人の白のタキシード姿とか見てみたいです。

――この番組は瞬発力や対応力が要求される企画ですが、それらに自信はありますか?

私はアドリブ、苦手ですね。決められていることを話すだけでも、「噛まないでね」と言われちゃうと噛んでしまうぐらいです。でも乃木坂46卒業ライブのとき、「格好つけたところで、どうせ自分はたいしたことない人間なんだから!」と思ったらすごくリラックスして、自分の思いをぜんぶ伝えられたんです。そんな経験から、向上心は持ちつつ過信しないように生きていきたいなと思っています!

■出川哲朗

――収録の感想を教えてください!

いやもう、本当に大変でした。収録当日までVTRを見るのがマジで怖くて、怖くて……。僕はどちらかというと自由にやらせてもらうロケが多いので、こうやってガチガチに決められることなんてなかなかない。スタジオのナレーションガチャもマジで恐怖でした!

――もし自分がナレーションを先録りできるとしたら、今回の共演者にやってもらいたいことは?

「Snow Man・渡辺と高山一実は元気なザリガニに自らの鼻を挟ませた!」というナレーションがいいかな、ぜひやってみてほしいです(笑)。

――この番組は瞬発力や対応力が要求される企画ですが、それらに自信はありますか?

僕はリアクションが大きかったからこそ、お仕事をいただけるようになったわけで、決められていることをやるとだいたい失敗しちゃうんですよね。でも、だからといってスタジオのナレーションガチャみたいに急に振られるのも怖いですね(笑)。

■渡辺翔太(Snow Man)

――収録の感想を教えてください!

決まっているナレーションに合わせて進めなければいけないので、本当に力量が試されたロケで、とにかくナレーションガチャには振り回されました。積み上げてきたドミノを途中で崩されたときはちょっとカリカリしちゃいました。ロケVTRには、僕らの喜怒哀楽がぜんぶ出ていましたね。ちなみに、スタジオでこじるりさんがおっしゃってくださった言葉、とても勉強になりました。本当にすべてナレーションどおりの番組でした(笑)!

――もし自分がナレーションを先録りできるとしたら、今回の共演者にやってもらいたいことは?

「川島さん、出川さんはガチで1曲、熱唱した」なんて、どうでしょうか! お2人の真剣な歌を聴いてみたいです。(川島から『M-1グランプリ』に挑戦してもらいたいと言われ……)いやいや、それは無理ですよ。とんでもない! ライブやるよりも緊張しちゃいます!

――この番組は瞬発力や対応力が要求される企画ですが、それらに自信はありますか?

大先輩や豪華な共演者の方がいらっしゃると、緊張してアタマが真っ白になっちゃいますね。早口になったり、落ち着きがなくなったりしてしまうんです。まったく自信ないですね!