JR東海は22日、東海道新幹線「のぞみ」の運行開始から30周年を迎えるにあたり、JR東海グループ会社による取組みについて発表した。「のぞみ」30周年を記念した家族・こども向けのイベントや宿泊プランのほか、特別仕様の土産品など用意される。
家族・こども向けのイベントとして、「キュービックプラザ新横浜」にて2022年3月に新横浜駅長と新幹線運転士が参加する記念イベントを開催するほか、こども向けの新幹線シミュレータ体験や巨大プラレールの展示を実施。「ジェイアール名古屋タカシマヤ」にて、ゴールデンウィークや夏休みにイベントの開催も予定している。
「名古屋マリオットアソシアホテル」「名古屋JRゲートタワーホテル」「ホテルアソシア新横浜」では、2022年3月以降、「のぞみ」の走行風景を見渡せる部屋で、こども向けに乗務員の制服姿で写真撮影ができる特典の付いた宿泊プランを提供する。
新幹線車内で販売する記念商品としては、ジェイアール東海パッセンジャーズが車内販売するホットコーヒーに関して、2月から歴代「のぞみ」車両をプリントした「のぞみ」30周年記念カップ(全4種類)で提供。人気の駅弁「東海道新幹線弁当」を「のぞみ」30周年記念パッケージで提供し、特典としてオリジナル記念カード1枚(全5種類)をプレゼントする。創業30周年を迎えた人気フルーツタルト専門店「キル フェ ボン」とコラボした焼菓子セットを販売するほか、記念デザインの文具用品やアルミアイスクリームスプーンも用意するとのこと。
駅商業施設等で販売する記念商品として、「のぞみ」30周年向けにアレンジした特別仕様の土産品など、駅の売店と商業施設、今後開設するグループ共通のECサイトにて販売する予定となっている。