お笑いコンビのかまいたちが司会を務める『M-1打ち上げ by ストロングゼロ』が19日24時より配信され、『M-1グランプリ2021』のファイナリストたちが順番に登場。オズワルドは、優勝を逃した悔しさをにじませた。
松本人志から「めちゃくちゃ面白かった。こんなに期待されているのに超えてきた」、オール巨人から「直すところないんちゃう?」と絶賛されての665点で、2位と10点もの差をつけたファーストステージ。ファイナルステージは大トリで漫才を披露したが、結果はオール巨人からの1票に終わった。山内健司は「あと一歩で賞」とオズワルドを評する。
ファーストステージを1位で通過したときの様子を畠中悠が「2人で優勝する会話をしていた。あとはもう落ち着いてやるだけだねと」と明かし、伊藤俊介が「マジで、ウイニングランだと思ってました」と話すと、かまいたちは「あの点数だと、そうやろな!」と爆笑。手応えを掴んで臨んだファイナルステージだったが「錦鯉さんのネタを見たとき、今日ここまで積み上げてきたものが全部ゼロにされた。台詞も間違えました。あんなに焦ったのは初めて。目に見えて優勝が遠のいていきました」と伊藤は振り返る。
7月に開催された『第42回ABCお笑いグランプリ』で優勝していたオズワルド。その際の漫才を改良し、ファイナルステージにぶつけた。事前に山内健司にも相談していたところ「それが一番いい」とお墨付きをもらっていたという。山内はそのときの言葉を撤回することなく「不思議よね」とファイナルステージの結果に対してコメントした。
伊藤は「絶対優勝すると思った。マジで」とこぼし、「1本目を見て、正直日本中が僕らが優勝するとほぼ思ってくれたと思う。信じられない形で裏切ってしまった」とポツリ。畠中は「結果的に錦鯉さんがすごかったということ」と語った。
来年以降について畠中が「どうやって戦うんだろう」と不安を漏らすと、伊藤も「今までのネタのいいところを全ベットしちゃったんで、もうすっからかんなんです」と嘆く。続けて「正直、絶対に来年売れると思うんですよ、さすがに。流れ的に。そしたらもっと時間なくなると思うんです」とネタに向き合う時間への懸念も。すると山内が「2本目前にウイニングランとか、来年は売れるとか、見通しが甘いんじゃないか」と鋭く言い放ち、畠中は「それが敗因かもしれないですね」と受け止めた。
畠中が「またM-1にネタ作って出られるっていうのはうれしいですね。最高の大会なので」と話すと、伊藤は「変態だなマジで!」と声を張り上げながらも、最後は「来年もお願いします!」と締めくくった。