お年玉をもらう側だった子どもの頃は毎年お正月が楽しみだったけれど、いざあげる側になると渡す金額に悩まされるものです。

子どもの年齢によってもお年玉の相場は異なります。甥や姪、孫、友達の子どもさんにあげる場合など、子どもとの関係性によってもお年玉を渡す金額は違ってきます。

この記事では、お年玉の相場についてさまざまなシチュエーションを想定しながら解説します。また、このお正月にあげる予定の「お年玉の金額」についてマイナビニュース会員の男女504名に聞いてみました。

  • お年玉は何歳から何歳まであげる?

    お年玉の相場をこまかく紹介します

お年玉は何歳から何歳まであげる?

お年玉は何歳から何歳まであげるべきなのか決まりはありません。

まず、あげはじめる年齢ですが、0歳から3歳ぐらいの子どもは、お金の価値や意味がまだ理解できないため、お年玉をあげるのは早いとの考えが多く、幼稚園に入学する3~5歳ぐらいからあげるという人が多いようです。

しかし、自分の甥や姪、仲の良い友達の子どもなど、関係性が近い子どもには、産まれてすぐの赤ちゃんからあげるという人もいます。したがって、お年玉をあげる子どもの年齢は自分との関係性で判断するといいでしょう。

また、何歳まであげるかについてat home VOXが2017年に実施したアンケートによると、お年玉をもらっていた年齢は「高校を卒業する18歳」が32.9%、「成人を迎える20歳まで」が23.6%、「大学を卒業する22歳」までが10.7%との結果に。よって、お年玉をあげる年齢のリミットは「学生でいる間」との回答が多くなっています。

【年齢別】お年玉相場

ここからは、お年玉の相場を年齢別で紹介していきます。

0歳から3歳のお年玉相場

前述したとおり、0歳から3歳ぐらいの幼い子どもは、お金の価値がまだ理解できない年齢であり、お年玉をあげる場合は、「500円~1,000円程度」の少額が相場です。

高額を与えるという家庭は少数で、祖父・祖母の場合は孫へのお年玉というよりも親を応援する意味合いであげることが多いようです。

親から子へのお年玉については、あげないという家庭も少なくありません。実際に子どもにお金を渡すというより、貯金する形で渡す親御さんもいます。

叔父・叔母のような親戚からのお年玉は、近い関係であっても、与えすぎると子どもの親に対してかえって負担をかけてしまうこともあります。中には親戚同士で話し合って金額を決めているという家庭もあるようです。

また、友達の子どもへのお年玉については、仲の良い友達の子どもであっても、あげすぎると逆に気を遣わせてしまいますので気をつけましょう。

  • お年玉は何歳から何歳まであげる?

    0歳から3歳ぐらいのお年玉相場を紹介しました

4歳~6歳のお年玉相場

幼稚園の年少から年長ぐらいの子どもは、だんだんとお金の意味もわかってくる年齢です。しかし、お金の管理はまだ親御さんがしている家庭がほとんどですので、その家の教育方針なども考慮した金額をあげるのが理想でしょう。

赤ちゃんのときと同様に「1,000円以下~2,000円程度」を相場とする人が多いようです。at home VOXの調査でも、1,000円台が44.2%と最多となっています。年齢的にまだ子ども自身がお金の価値をよくわかっていないということもあり、金額は低めといえます。

親から我が子へのお年玉は、赤ちゃんのときと同じく渡さないという家庭もあります。お金としてではなく、子どもが好きなおもちゃなど品物をお年玉替わりに渡す家庭もあるようです。

叔父・叔母などからのお年玉は、幼児はまだお金の管理が難しい年齢ですから、現金ではなく、子どもが好きなおもちゃや知育玩具、あるいはお年玉としてギフトカードなどを親御さんに渡すのもいいでしょう。

友達の子どもへのお年玉についてはまだ自分で判断ができない年齢の子どもですので、友達の子どもとはいえ勝手な判断であげるのではなく、親御さんへひと言声をかけてから渡しましょう。

未就学児の場合、状況によっては現金を渡すより、おもちゃなど品物であげた方が喜ばれることもあります。

  • 未就学児(3歳~5歳)のお年玉相場

    4歳~6歳のお年玉相場を紹介しました

小学生へのお年玉相場

お金の意味や価値を少しずつ理解してきた小学生はお正月のお年玉が楽しみになりはじめる年頃です。小学生へのお年玉は、多くの人が低学年(1~3年生)・高学年(4~6年生)でわけて金額を検討しているようです。

小学生でも低学年では「3,000円程度」、高学年になると「5,000円程度」を相場とする人が多くなっています。祖父・祖母や親、親戚からのお年玉については、子どもの人数が多い家庭などではお年玉の金額を統一しているケースもあります。

また、友達の子どもにお年玉を渡す場合は、先に友達に確認をとってからお年玉を渡すようにしましょう。小学生ぐらいの年齢はお金の使い方まではきちんと理解できていない可能性があり、各家庭でルールを決めていることも考えられます。

  • 小学生へのお年玉相場

    小学生のお年玉相場を紹介しました

中学生へのお年玉相場

中学生くらいになってくると、友達同士、子どもだけで出かける機会も増えてきます。しっかりした子は貯金をはじめるなど、お金の価値もきちんと理解できてくる年齢といえます。

中学生へのお年玉は「5,000円程度」を相場とする人が多くなっています。at home VOXの調査でも、中学生は「5,000円台」が51.4%と半数超を占めています。

祖父母の中には勉強や部活をがんばっている孫を応援する気持ちを込めて、子どもの1回のお小遣いとしては少し高額ではありますが、1万円程度をあげる人もいるようです。また、親御さんは普段から我が子へお小遣いを渡していますが、お正月は特別な日といった意味を込めてお年玉をあげるという人も。

友達の中学生の子どもにお年玉をあげる場合は、中学生とはいえ、まだ子どもであることにかわりありませんので、親御さんがみている前で渡すようにしましょう。

  • 中学生へのお年玉相場

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高校生へのお年玉相場

子どもだけで出かけることが多くなり、自分たちの世界が一気に広がってくる高校生へのお年玉は、小学生や中学生に比べて金額もぐんと跳ね上がります。

高校生の子どもへのお年玉は「5,000~10,000円」を相場とする人が多いようです。孫が少ない祖父母の中には、もう少し多めにあげる人もいるかもしれません。at home VOXの調査では「5,000円台」が42.2%、「10,000円円台」が41.5%と拮抗しています。

お年玉は多ければいいというものではありませんので、千円単位のお年玉でも問題ないでしょう。

  • 高校生へのお年玉相場

    高校生のお年玉相場を紹介しました

大学生へのお年玉相場

大学生になると、もう大人と認識されることが多くなってきますので、高校を卒業した後はお年玉をあげないという人も増えてきます。

お年玉をあげる場合は、「1万円程度」を相場とする人が多くなっています。

  • 大学生へのお年玉相場

    大学生へのお年玉相場を紹介しました

リアルなお年玉相場を調査!

ここまで年代別のお年玉相場を紹介してきましたが、実際の声も気になりますよね。そこで今回は、マイナビニュース会員に聞いた「お年玉をあげる金額」に関するアンケート結果をまとめてみました。

Q.2022年の年始にお年玉をあげる予定はありますか?

『はい』(74.2%)
『いいえ』(25.8%)

調査の結果、7割超の人がお年玉をあげる予定があると回答しました。『はい』と答えた人たちが実際に検討しているお年玉の金額をみていきましょう。

Q. 「お年玉」をあげる相手の年齢は?

年齢 回答(%)
0~3歳 20.3%
4~6歳 25.7%
7~9歳 32.4%
10~12歳 29.4%
13~15歳 27.8%
16~18歳 20.3%
19~20歳 9.9%
21歳以上25歳未満 10.2%
25歳以上30歳未満 0.3%
30歳以上 2.9%

Q. 1人あたりにあげる一番高いお年玉の金額はいくらですか?

年齢 回答(%)
\500未満 1.6%
\500以上~1,000未満 4.8%
\1,000以上~1,500未満 5.9%
\1,500以上~2,000未満 3.5%
\2,000以上~2,500未満 3.2%
\2,500以上~3,000未満 4.6%
\3,000以上~5,000未満 19.4%
\5,000以上~6,000未満 16.1%
\6,000以上~7,000未満 0.5%
\7,000以上~8,000未満 0.8%
\8,000以上~10,000未満 12.6%
¥10,000以上 26.6%
  • 大学生へのお年玉相場

    お年玉をあげる金額についてアンケートを実施

「¥10,000以上」という回答が26.6%と最も多くなったものの、そのほかの回答をみてみると「\3,000以上~5,000未満」が19.4%、「\5,000以上~6,000未満」が16.1%とお年玉との金額としては妥当といえる金額が多い結果となりました。

「\500未満」 (1.6%%)

・「0~3歳はまだ小さいので500円くらいで良いと思う」(57歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「0歳なのでワンコインは妥当だと思う」(28歳女性/総合/販売・サービス関連)

「\500以上~1,000未満」 (4.8%)

・「4歳くらいはお金の価値を本人がわからないので、金額よりもあげるということを重視している」(44歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「幼稚園なら妥当であると考えている」(34歳女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)

「\1,000以上~1,500未満」 (5.9%)

・「小学生にはちょうどいいと思います」(31歳女性/ファッション・服飾関連営業関連)
・「4~6歳はお菓子を買うくらいなので十分だと思う」(47歳女性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)

「\1,500以上~2,000未満」 (3.5%)

・「小学生には高すぎでもなくバランスが良いと思う」(32歳男性/リース・レンタル/営業関連)
・「小学校低学年の金額としては妥当と思う」(44歳男性/官公庁/事務・企画・経営関連)

「\2,000以上~2,500未満」 (3.2%)

・「小さい子供でも将来の為になる使い方をしてほしいから」(44歳男性/設計/メカトロ関連技術職)
・「2才の小さな子供だから大変妥当である」(61歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/営業関連)

「\2,500以上~3,000未満」 (4.6%)

・「小学校低学年ならこのくらいでいいと思います」(66歳男性/その他金融/営業関連)
・「小学生には3,000円で十分だと思う」(37歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)

「\3,000以上~5,000未満」 (19.4%)

・「小学校までは3,000円ぐらいが丁度良いと思う」(46歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「小学生の世間の相場がよくわからないので、ざっくり3千円あげようと考えています」(31歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「これより少ないとケチと思われるし小学生には妥当かと」(62歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「年長くらいで自分もそうだったので妥当だと思う」(40歳男性/輸送用機器/技能工・運輸・設備関連)

「\5,000以上~6,000未満」 (16.1%)

・「12歳くらいなら高くないと思います。妥当ですね」(39歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「コロナ禍で収入減少しているので、減額です」(53歳男性/不動産/ その他・専業主婦等)
・「中学生にはちょっと少ないかもしれない」(66歳男性/建設・土木)
・「その子の親に対しての気配りの金額で、その子に対してのものではない」(58歳男性/建設・土木)

「\6,000以上~7,000未満」 (0.5%)

・「小学生はウチの家族にはさすがにいないけど、近年、収入が右肩下がりの家庭も多いのだから、いい所5000円までが妥当な様に思う」(46歳男性/農林・水産/技能工・運輸・設備関連)
・「固定金額にはしないが、小学校高学年にはちょうど良いかと」(48歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門職関連)

「\7,000以上~8,000未満」 (0.8%)

・「高校生~大学生になると貯金する可能性が高いと思う」(39歳男性/その他金融/クリエイティブ関連)

「\8,000以上~10,000未満」 (12.6%)

・「親戚どうしで1万円までと決まっているので仕方がない」(45歳男性/サービス/その他技術職)
・「お年玉をあげる先が少ないから、まあいいかなと思う」(66歳男性/銀行/事務・企画・経営関連)

「¥10,000以上」 (26.6%)

・「大学生には妥当な数字だと思います」(60歳男性/ガラス・化学・石油/営業関連)
・「今の子ども達はたくさん貰えていいと思う。自分があまりもらえなかったので、あげる立場になってからはできるだけ多くあげたいと思う」(51歳男性/公益・特殊・独立行政法人/公共サービス関連)
・「会う機会が非常に少ないので高額だが問題はないと思う」(61歳男性/フードビジネス/IT関連技術職)
・「中学生の姪っ子なのでもっとあげてもいいけど、あげすぎを親が嫌がる」(51歳男性/信託銀行/事務・企画・経営関連)

  • 大学生へのお年玉相場

    「お年玉は子どもの年齢に適した金額を渡す」という意見が大多数でした

お年玉は親御さんと相談の上で相場金額をあげるのがおすすめ

お年玉は、受け取った子どもにとってはどんな関係性の相手からもらってもうれしいものです。しかし、あまり近い関係ではない子どもに対して、「多ければいいだろう」と判断して、自分本位の金額をあげてしまうと親御さんに迷惑をかけてしまうかもしれません。

新年を気持ちよく迎えるためにも、お年玉相場を把握しておくことは、相手への配慮にもつながります。自分と渡す子どもの家族との関係性や付き合いの度合いによって、適切な金額のお年玉をあげるようにしましょう。

調査時期:2021年12月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計504人(男性)423人、(女性)81人
調査方法:インターネットログイン式アンケート