リクルートはは12月16日、「JR中央線、都内32駅の家賃相場が安い駅ランキング」を発表した。同調査は2021年7月～2021年9月、SUUMOに掲載されている中央線沿線の駅を対象に実施した。家賃は、上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件の管理費を含む月額賃料から中央値を算出している。
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JR中央線、都内32駅の家賃相場が安い駅ランキング
1位は高尾駅(家賃相場4.30万円)、2位は西八王子駅(家賃相場4.50万円)、3位は日野駅(家賃相場5.10万円)、4位は豊田駅(家賃相場5.20万円)、5位は西国分寺駅(家賃相場4.30万円)となった。
ランキングの1位の高尾駅、2位の西八王子駅は八王子市にある駅で、さらに同じ八王子市のターミナル駅である八王子駅(家賃相場5.50万円)も6位に入っている。八王子駅前には都の産業振興やインバウンド振興策の一環であるMICEを目的とした東京都立多摩産業交流センターが2022年10月に開業予定。国際会議・学会など世界から人が集まる国際的な都市としての飛躍が期待されている。
3位の日野駅、4位の豊田駅は日野市にある駅で、共に中央特快が停車する。多摩川などの河川や湧水といった水辺や自然環境に恵まれた日野市は、「水都日野」を掲げ、それらを生かした街づくりを目指している。土方歳三や井上源三郎など著名な新選組隊士の出身地であり、「新選組のふるさと」としても知られている。
4位の豊田駅は、東京方面への始発になる列車も運行されており、通勤や通学時に座って利用できるという利点がある。駅周辺は飲食店なども多く、大型の商業施設があるので、日常生活の利便性も高い街であるという。
2021年10月発表の実際に住んでいる人に聞いた「SUUMO 2021年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング関東版」では、住み続けたい自治体のトップは武蔵野市だった。その武蔵野市にある駅として、11位に武蔵境駅(家賃相場6.90万円)、15位に吉祥寺駅(家賃相場7.50万円)がランクインしている。
