ビズリーチは12月15日、「職務経歴書(レジュメ)の更新とキャリア観」に関する調査結果を発表した。調査は11月8日~14日、「ビズリーチ」会員を対象にインターネットで行われ、762名(うち年収1,000万円以上該当者は209名)から有効回答を得た。
調査によると、年収1,000万円以上のビジネスパーソンの多く(83.3%)が、定期的に職務経歴書(レジュメ)の更新を実施。更新するタイミングは、「役職や役割変わったタイミング」(53.1%)や「携わっているプロジェクトが終わったタイミング」(40.2%)が多かった。
年収1,000万円以上のビジネスパーソンの多くが職務経歴書の更新を習慣化していることが分かった一方で、「職務経歴書において自身の経験やスキルを十分に言語化できていると思いますか?」という質問に対して、「できている」と回答した人はわずか12.1%。約3割が「どちらかといえばできていない」(25.6%)、あるいは「できていない」(4.8%)と回答しており、高年収のビジネスパーソンであっても転職マーケットを理解したうえで、客観的に自身のスキルを言語化するのは難しいと感じていることが分かった。
また、職務経歴書更新の目的を教えてもらったところ、「より良いスカウトを受けるため」が最も高く62.7%。キャリアの棚卸しを行い、積極的に新たな選択肢につなげようとする人が多いことがうかがえた。
次に、2021年に、キャリア形成のために新たにチャレンジしたことや取り組んだことを尋ねたところ、「職務経歴書(レジュメ)の更新」(56.5%)が最多に。また来年、キャリア形成のために新たにチャレンジしたいこと(継続して行うことも含む)については、「転職活動」(48.3%)が最も多い結果となった。