俳優の原田龍二が出演する鹿児島読売テレビのバラエティ特番『鹿児島温泉天国 原田龍二の一湯入魂』の第3弾が、17日(19:00~ ※鹿児島ローカル)に放送される。
自ら“温泉俳優”を名乗るほど温泉をこよなく愛する原田が、温泉ソムリエ師範の六三四さん厳選の温泉を巡る同番組。今回も、鹿児島の名湯から豪華温泉まで入りまくっていく。
番組は、指宿市にある高級ホテル「天降る丘」からスタート。錦江湾と市内を一望できる、贅沢な露天風呂を満喫する。
続いて、垂水フェリーで大隅半島へ。訪れたのは、垂水市の「テイエム牧場温泉」。名前の由来は、オーナーが有名なサラブレッド“テイエムオペラオー”の馬主だったため。鉄分を多く含んだ温泉で、原田は、茶色く染まった浴槽に感嘆する。さらに、桜島を間近に見られる海潟温泉郷の「江洋館」では、垂水市で撮影された映画『ホタル』で共演した高倉健さんとの思い出を語る。
温泉を飲ませて育てた豚のしゃぶしゃぶや温泉を練りこんだラーメンなど鹿児島の温泉グルメも紹介。リポート下手な2人に代わり塚田舞アナウンサーが鹿児島市の飲食店を訪れて堪能する。
今度は、薩摩川内市で温泉水を製造・販売している企業へ。料理にもってこいの温泉水を味わい、社長手作りの露天風呂に入る。かわって、霧島市の日当山温泉にある高級宿「四季の宿 明翠」へ。9棟の離れには庭園付きの露天風呂があり、四季を感じられる。
このほか、県内トップクラスの硫黄泉が岩から湧き出す出水市の「旭屋旅館」や“しょっぱい湯”を目当てに温泉マニアも訪れるという阿久根市の「きみよし温泉」、地元のわずか9人しか利用していないという霧島市の「犬飼温泉公衆浴場」を訪れ、個性豊かな泉質を楽しむ。
最後に、指宿市の海岸でテレビ初登場とみられる海中温泉を発見。実は、400年以上前から使われていた“温泉遺産”か…?
ロケを終えた原田のコメントは、以下の通り。
――ロケを終えて。
今回の温泉旅も最高でした。鹿児島・宮崎の温泉に精通している六三四師範と一緒に温泉に行くということの意味深さ、今回も感動しました。六三四師範の色々な知識によって、温泉の良さを全身で感じられ、さらに気持ちよく入れました。
―― 一番印象に残っている湯は?
明け方に入った、指宿市の海中温泉は、感動的でした。朝5時過ぎに出発しでしたが、ワクワクして2時過ぎには起きてしまいました。温泉に入るのに眠れないというのは本当に久しぶりでした。それほど楽しみにしていた温泉で、とても感動しました。
――視聴者のみなさんにメッセージを。
温泉に関する情報は、師範から伝わっていると思いますが、それぞれの温泉の気持ちよさは、僕の表情を見ていただければわかると思います。多分どの温泉でも僕は気持ちよく入っていると思います。つまりどの温泉もハズレない。決して、来る方を裏切らない温泉だらけでした。ぜひ、僕と一緒に入っている気持ちで見ていただければと思います。
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