京都鉄道博物館は6日、JR西日本の営業路線とつながった引込線を活用した現役車両の展示として、昨年に続き、2022年の年始も「WEST EXPRESS 銀河」を展示すると発表した。1月4~7日の展示を予定している。

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「WEST EXPRESS 銀河」は、「多様性」「カジュアル」「くつろぎ」をキーワードに、鉄道の旅の楽しさを知ることができる新しい長距離列車。京都鉄道博物館では、1月4日11時から「WEST EXPRESS 銀河」の入線シーンを公開し、1月7日15時から出線シーンを公開する。その他、関連イベントの開催も予定されている。

展示される車両は「WEST EXPRESS 銀河」のうち、1号車「ファーストシート」、4号車のフリースペース「遊星(ゆうせい)」、5号車「クシェット」、6号車「プレミアルーム」とフリースペース「彗星」の4両となる。

車内公開は1月4日の13~16時、1月5・6日の11~12時と13~16時、1月7日の10~12時に行われ、4・5号車の車内を見学できる。「WEST EXPRESS 銀河」が運行している沿線の名物を販売する物産展も1月6・7日11~15時に開催される。

  • 4号車のフリースペース「遊星」

  • 5号車「クシェット」

「WEST EXPRESS 銀河」とともに、サックス奏者の大瀬戸嵩氏、エレクトーン奏者の千嶋里志氏によるインストゥルメンタルユニット「大瀬戸千嶋」の演奏が楽しめる「WEST EXPRESS 銀河 with 大瀬戸千嶋」も開催。本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアにて1月4日15時から行われ、演奏時間は約30分を予定している。