フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』では、株式会社TOKIOを特集する第2話を、きょう3日(25:15~ ※関東ローカル)に放送する。

  • (左から)城島茂、国分太一、松岡昌宏=フジテレビ提供

「株式会社TOKIO」にとって最初のプロジェクト、全国にうどん店を展開する大手チェーンとの共同企画が進んでいた。今年6月、国分太一は、自らメニュー開発した子ども用のうどん弁当のCM撮影に臨んでいた。食事を楽しむ子どもたちと、それを優しく見守る国分の姿が映し出される。実は子どもたちが使用している木の机は、国分の発案によりメンバー3人の手で制作。撮影に先駆けて、国分が天板を、城島茂が脚を作成、そして松岡昌宏が組み立てを行なった。国分は「これまでCMのセットをタレントで作った人っているんですかね。ものすごい愛着が沸きますけどね」と笑顔を見せた。

国分は、司会を務める大型音楽番組のオープニングアクト用の曲作りにも取り組んでいた。仕事の合間に時間が取れる日には、パソコンとMIDI鍵盤を持参し作曲を進める。国分は「なんか作るのは好きですよね。どう考えても。出てきちゃうんでしょうね。こうしたら面白くなるんじゃないか、っていうのが。自分が参加していることの証。そういう気持ちが強いのかなぁ」と明かす。そしてリハーサルの日、スタジオには国分が自ら声をかけたバンドメンバーが集まった。バンド名も国分が考案、「STRIKE WHILE THE IRON IS HOT」であると発表し、その理由について「鉄は熱いうちに打てという、直訳するとそうなんですけど。僕は、熱い思いをカタチにしよう、という解釈でこのバンドを組みました」と語った。

そして株式会社TOKIOは、新たなプロジェクトに向けて動き出した。「Make with TOKIO! 一緒につくろうプロジェクト」と掲げ、アイデアはあるけれど、形にするきっかけが欲しいという団体や個人を全国から募集し、新しいビジネスとして実現させよう、というもの。メンバーの予想をはるかに超える数の企画が寄せられ、3人はひとつひとつ丁寧に目を通していく。社長の城島は「いろんな人に加わっていただいて一緒に作っていくって、ものすごい夢あるなって気がして。心の距離を縮めて、ひとつのものを追いかけていく、作り上げていくことって、すごく意味がある」と力強く語った。

胸に抱く熱い思いを伝えるため、自ら手を動かしアイデアを形にする日々。次々と新たな道を開拓し続ける彼ら3人の、貪欲な挑戦の軌跡を追う。

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