女優の長澤まさみが、俳優の小栗旬が北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の語りを務めることが2日、発表された。
三谷幸喜氏が脚本を手掛ける本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。
長澤は「これまでの大河ドラマにはくノ一(『天地人』の初音)や『真田丸』の“きり”ちゃんのような、ちょっと普通ではないキャラクターでの出演が多かったので、今回も語りという、普通ではない形で出演できて嬉しいです(笑)」とコメント。
「ナレーションの仕事は好きで、いつか大河ドラマのナレーションもできたらいいなと憧れていました。1年を通して見届ける立場にいるので、嬉しい反面、責任重大だと思っています。三谷幸喜さんからは、『登場人物たちに寄り添い、隣の部屋からささやいているような距離感で』とイメージをお聞きしているので、その立ち位置を大事にしていきます」と語っている。