エン・ジャパンは12月1日、「2022年のミドルの求人動向」に関する調査結果を発表した。調査は11月11~18日、『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント175人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「2022年、『35歳以上』のミドル人材を対象とした求人募集はどのように変化すると思いますか」と聞くと、「増加すると思う」(80%)、「減少すると思う」(5%)、「変化はないと思う」(15%)となった。

  • 2022年、「35歳以上」のミドル人材を対象とした求人募集はどのように変化すると思いますか

次に、求人が増えると思う、と答えた回答者に「その理由」を尋ねると、「景気回復の兆しが見えてきたため」(51%)、「DX化を推進するための、スペシャリスト募集が増えているため」(36%)、「業態のシフトチェンジに伴う、経験者募集が増えているため」(31%)、「既存事業拡大に伴う、経験者募集が増えているため」(31%)、「管理職が不足しているため」(30%)、「若手人材の不足により、採用人材の年齢層を広げざるを得ないため」(26%)、「年功序列から成果主義へのシフトが進んでいるため」(19%)、「事業継承を行うための、後継者募集が増えているため」(9%)だった。

  • 求人が増えると思う「その理由

そして、求人が増えると思う」と答えた回答者に「ミドル人材対象の求人増加が見込まれる『企業タイプ』」を聞いたところ、「中堅・中小企業」(71%)、「上場企業」「ベンチャー企業」(51%)、「大手企業」(46%)、「外資系企業」(21%)、「日系のグローバル企業(海外展開企業)」(16%)、「地方企業」(10%)となっている。

  • ミドル人材対象の求人増加が見込まれる『企業タイプ』

続けて、募集が増える「業種」「職種」をそれぞれ聞くと、前者は「IT・インターネット」(62%)、後者は「技術系(IT・Web・通信系)」(41%)が最多となっている。

  • ミドル人材対象の求人増加が見込まれる『業種』

  • ミドル人材対象の求人増加が見込まれる『職種』