映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』(11月26日公開)の公開記念舞台挨拶が27日に都内で行われ、GENERATIONS from EXILE TRIBE(白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太)、SABU監督、山下敦弘監督、森義隆監督、真利子哲也監督、久保茂昭監督が登場した。

  • 前列左から小森隼、白濱亜嵐、数原龍友、中務裕太、片寄涼太、佐野玲於、関口メンディー。後列左から久保茂昭監督、山下敦弘監督、森義隆監督、真利子哲也監督、SABU監督。

    前列左から小森隼、白濱亜嵐、数原龍友、中務裕太、片寄涼太、佐野玲於、関口メンディー。後列左から久保茂昭監督、山下敦弘監督、森義隆監督、真利子哲也監督、SABU監督。

同作は6本のショートフィルムによるオムニバス映画で、EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表 別所哲也、作詞家 小竹正人の3人によって打ち出されたプロジェクトの第4弾となる。それぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された短篇6作に主演、もしくは主題歌を担当するなど、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが全員が参加しており、監督それぞれの個性あふれる物語となっている。

登場時には、関口の後に誰も続かずに会場を笑わせた同グループ。それぞれが主演、主題歌などを担当しており、兄弟をテーマにした佐野の主演作を撮ったSABU監督はこの日「(佐野が)一人っ子だったの、知らなかったです」と新たな発見も。佐野は「以前監督とは1度だけ、HIROさんが食事されてるところに誘っていただいた。マジで怖い人だと思っていたので、今回の撮影も通して色んな話とかもできて、印象が180度変わった」と明かした。

自転車配達員役を演じた小森は「大変でした。自転車の前輪の所にカメラを付けて『とりあえずまわってきて』と言われたときは嘘だろと思った」と苦笑し、「『小森くん、こないだUber Eatsみたいなカッコで走ってたよね』とすごく言われたんですけど、それくらい日常に溶け込んだ役をやらせてもらった」と、知り合いのスタッフなどからの目撃情報も多かったという。監督から「困らせたかった、真面目だからこそのおかしさを表したかった」と言われていた中務は妊夫役に挑戦し、「演技経験がないんですけど、出産のシーンとか『アドリブで』と言っていただいて、けっこう長回しでした。出産とか見たことなかったから、(相手の)名前を呼んでたら『そんなに名前呼ばなくていいよ』と言われた」と振り返った。

日本とシカゴ、別々の撮影で作品を作ったという片寄は「最初はコロナがこんな風になるとも思っていないところからのスタートで、僕もシカゴに行く体で書かれた台本があった。ただこの2人がコロナでこうなったと話がつながったので、キャラクター的な部分はより深く読めて撮影に臨めた」と、コロナ禍だからこその話の変化に触れた。

最後には、同グループ9周年を祝してSABU監督からサプライズで花束がプレゼントされ、リーダーの白濱が受け取ることに。片寄の「サプライズなんで、泣くとかじゃないですか?」という振りに、泣き真似をして見せた白濱は「9年前にデビューして、本当にすごく詰まっててあっという間だなというのが本音です。でもまだまだ僕ら成長出来ると思いますし、どんどん可能性を広げていけるようなグループだと思うので、今後も7人一丸となって挑戦していきたいですし、挑戦し続けるメンバーであってほしいので、あたたかく見守ってくれると嬉しいです」とメッセージを贈った。