お笑い芸人のヒコロヒーとAマッソの加納が、21日に開催されたフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#18』に出演し、意外なデビュー当時を語った。
ヒコロヒーは大学でお笑いサークルに所属していたが、「私がいたのは学校から予算をもらって、それで旅行とか合宿に行きたいがために、年に2回の公演を申し訳程度に打つみたいなサークルだったんです。急に先輩から『ちょっと出てくれ』って言われて、『藤本美貴さんがフットサルイベントでブチギレちらかしてたときのモノマネやりまーす』ってやったら、松竹の芸人が来てて、マネージャーに名刺もらったんですけど、『何を名刺もらうことがあんねん』ってさすがに思いましたよ」と、松竹入りのきっかけを明かした。
それだけに、ヒコロヒーは「Aマッソのほうが熱心にやってましたよ。“第二のオセロ”だって言われてましたから」といい、その加納は「大学生でインディーズでどこにも所属せずやってたら、“第二のオセロレーダー”で探してたマネージャーが大学生の出る大会にスカウトで見に来てて。私たちは次の年に吉本(興業)に行こうって言ってたんですけど、そのレーダーに引っかかって」という経緯で松竹へ。
加納はその後、フリーを経て、現在はワタナベエンターテインメントに所属しているが、残ったヒコロヒーは、かつての松竹について「自力で頑張るタイプがたまたま多かっただけで、(芸人を)育てるという気は本当にゼロ。離脱する先輩も多くて、さらば(青春の光)さんとか、(日本)エレキテル連合さんとか、枚挙にいとまがないくらい辞めていった」と訴え、「でも第二の松竹みたいな事務所があるんです。気持ちがめっちゃ分かるので、本当に一番応援してます」と、勝手にサポートを宣言した。
このイベントでは他にも、“昭和の親父を心の中に飼ってる”久保が「いい女だな」と思うヒコロヒーに失言してしまうことを恐れたり、加納がエッセイに書いた「時間帯別の○○感」を出演者5人で考え合ったり、ヒコロヒー&加納が尊敬する先輩・反面教師にしている先輩を発表したりとトークを展開。
恒例の「好きな◯◯ベスト3」では「朝の味噌汁」をテーマに発表し合ったが、同時進行で視聴者プレゼントの漫画を描きながらトークに参加する久保が、スタッフをひざまずかせてフリップを掲げてもらう構図に、総ツッコミが入った。
今回のライブの模様は、28日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは28日18時まで販売。そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビでは12月18日(26:45~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。
次回のライブは、約1年半ぶりの有観客で12月12日に昼・夜2公演の開催。いずれの公演もゲストにハライチ・岩井勇気を迎え、夜公演では久々に「妄想ドラマ制作」、さらに番組10年目突入を記念した慰安旅行の模様が紹介され、これらの模様は1月1日(3:15~5:00)の「元旦スペシャル」で放送される。同時にオンライン配信も行うが、会場観覧では限定のトークタイムや、お土産付きとなっている。
さらに、12月8日放送のフジテレビ系音楽特番『2021FNS歌謡祭・第2夜』で、再び久保みねヒャダによる裏生配信の開催が決定。前回は2時間程度だったが、それより2倍以上の時間に拡大される。
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