ニッポン放送とストーリーレーベル「ノーミーツ」が共同で企画・制作するオールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』が、2022年3月20日、27日に上演される。

  • オールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』

2022年10月に放送開始55周年を迎えるニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』。『あの夜を覚えてる』は、『オールナイトニッポン』に関わるパーソナリティ、スタッフ、そしてリスナーの「あの夜」をテーマにした演劇作品で、ニッポン放送の館内を舞台にオンライン劇場ZAで生配信される。

同作で主演を務めるのは、過去に出演した『オールナイトニッポン』で自身が企画・構成・出演の1人3役に挑戦したこともある千葉雄大と、過去に『オールナイトニッポン0(ZERO)』、『オールナイトニッポンX(クロス)』のパーソナリティを担当したこともある高橋ひかる。両者ともに大のラジオ好きで知られる。

総合演出はテレビプロデューサーで水曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティも務める佐久間宣行氏。プロデューサーはニッポン放送エンターテインメント開発部の石井玄氏。脚本・演出は岸田國士戯曲賞ノミネートの小御門優一郎氏。制作は、大のラジオ好きのストーリーレーベル「ノーミーツ」が手掛ける。また、公演ポスターのイラストレーションは、オールナイトニッポンリスナーのイラストレーター・ダイスケリチャード氏が担当する。

さらに、同作のメインキャストを募集するオーディションも実施。応募締切は12月1日23時59分まで。

オールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』のチケットは、2022年1月発売予定。

■千葉雄大
なぜ僕が選ばれたのかわかりませんが、
僕が演じる藤尾の気持ちをちょっぴり知っているような気がします。
緊張しますが、素敵なみなさんとの共同作業、めちゃくちゃワクワクしてます。

■高橋ひかる
今回の配信舞台、自分にとって新しい試みでワクワクが止まりません
ドラマとも、舞台とも少し違う
臨場感、リアル感
ラジオの魅力、完全濃縮です
ラジオを愛する皆さんと、ニッポン放送から最高の舞台をお届けいたします!

■佐久間宣行氏
今回、総合演出を務める佐久間と申します。
仕事でこんなに深く関わるなんて思いもしない頃から、ラジオにはいくつもの夜を支えてもらいました。
楽しい夜、悲しい夜、不安な夜、震災のあった夜……ゲラゲラ笑って学校に行きたくない気持ちを紛らわせくれたり、先のことを考えて眠れない時には朝までうるさい友人のようだったり。
なのでいまだに僕は、自分をパーソナリティーよりもリスナーだと思っています。
ずっと聞いてきたラジオの魅力を凝縮したような一夜を、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんと作りたいです。

■石井玄氏
前代未聞の企画をノーミーツのメンバーから相談されたのは、2月のことです。
ニッポン放送を舞台にオールナイトニッポンのオンライン演劇をやりたいという話でした。
めちゃめちゃ面白そう! と思って、すぐに準備をはじめたものの、やったことのないことなので、大変です(笑) ようやく発表することができましたが、まだまだ課題が山積みです。
ニッポン放送社内はもちろん、リスナーのみなさん、パーソナリティの皆さん、スタッフの皆さん、オールナイ トニッポンに関わる人みんなの協力が必要です。
ラジオの好きな人なら誰でも参加できます! みんなで作りましょう! (やることたくさんあるので手伝ってください)

■小御門優一郎氏
学生時代、友達の家に泊まっていた時、友達は電気を消したあと「聴かせたいものがある」と言って、ラジオを流し始めました。ぼくたちは聴こえてくる声に耳を傾け、たまにフフと笑いながら、いつのまにか眠りに落ちていました。それが、ぼくと深夜ラジオとの出会いです。
今回「オールナイトニッポン55周年記念公演」として作らせていただくのは、一編のフィクションです。それでもその中に、ぼくたちリスナーが好きと感じる“ラジオの良さ”が、たしかに存在する物語にしたいと思っています。

  • 千葉雄大

  • 高橋ひかる

  • 佐久間宣行氏

  • 石井玄氏

  • 小御門優一郎氏