デイキャンプは、日帰りで気軽に楽しめるアウトドアとして、泊まりのキャンプにハードルの高さを感じている人たちからも注目されています。最近ではアウトドア人気の高まりもあり、デイキャンプができる施設も増えてきているようです。
この記事では、デイキャンプの魅力や必要な持ち物について解説します。また、東京から日帰りで楽しめる関東近郊のおすすめデイキャンプ場も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
デイキャンプとは?
キャンプといえば、アウトドアでテントなどを張って、夜を明かすといったイメージを持つ人も多いでしょう。一般的なキャンプは、キャンプ場などに宿泊することを指します。それに対してデイキャンプは、日帰りで気軽に楽しめるのが魅力です。
宿泊するとなると、それなりの装備や準備が必要になるため、少しハードルが高いと感じてしまうかもしれません。しかし、デイキャンプであれば、初心者でも気軽に楽しめることもあり、近年人気が高まっています。
デイキャンプはどこで楽しめる?
デイキャンプは宿泊するキャンプ同様、キャンプ場で楽しむことができます。最近では、デイキャンプ向けの料金プランを設ける施設も増えているようです。
また、デイキャンプへの需要が高まっている理由のひとつに、宿泊不可という公園などでも、デイキャンプであれば楽しめる場所が増えてきている点にもあります。
ただし、テントの設置や火の使用が禁止されている公園も中にはありますので、正式にデイキャンプが認められているキャンプ場以外で行う場合は、事前に管理者などへ確認をとるようにしましょう。
デイキャンプはこんな人におすすめ!
デイキャンプは本格的なキャンプほどの装備や知識が必須ではないため、アウトドア初心者にも挑戦しやすいといえます。また、短時間でも楽しめるデイキャンプは、あまり他の予定などで忙しく、宿泊をするのは難しいという人にもぴったりのレジャースタイルです。
デイキャンプの魅力とは?
デイキャンプの魅力にはどのような点があるのでしょうか。いくつかのポイントに分けて紹介していきます。
デイキャンプは時間の確保が難しい人でも気軽に楽しめる
先に述べた通り、デイキャンプは仕事などが忙しくて丸1日、または宿泊で2日以上出かけることが難しいという人でも気軽にできるためおすすめです。
アウトドアに挑戦してみたいと思っていても、時間がないという理由で諦めている人も多いのではないでしょうか。
デイキャンプであれば、ほんの数時間あればアウトドアを満喫することが可能です。これこそがデイキャンプ最大の魅力でしょう。
デイキャンプなら最小限の荷物で済む
キャンプ場に宿泊するとなると、テントやシュラフ、コットといったキャンプ用品をそろえる必要があり、荷物が多くなってしまいがちです。
それに対してデイキャンプは宿泊しないので、荷物を最小限に抑えることができます。荷物が少ないということは、その分、準備や片付けにも時間がかからないということです。
また、車に積める荷物の量が少なかったり、バイクで移動したりする場合には、荷物をたくさん持っていけないことがネックになるかもしれません。しかし、日帰りのデイキャンプであれば、荷物のことを気にすることなく気軽に行えます。
デイキャンプはアウトドア初心者でも挑戦しやすい
キャンプに興味はあってもアウトドアに慣れていない初心者の場合、キャンプ場で一晩過ごすことが最初のハードルとなってくるでしょう。そういった点でも日帰りのデイキャンプは、老若男女問わず挑戦しやすいキャンプスタイルといえます。
宿泊しない分、日程などの縛りが少ない
現地に宿泊しない分、スケジュールなども調整もしやすく、天候にも左右されにくいという点もデイキャンプの魅力でしょう。
宿泊を前提とするキャンプは最低でも2日間の休みを確保して、事前に天候なども確認しておく必要があります。それに比べてデイキャンプの場合は、極端な話、半日だけでも休みがあって、さらに天候さえよければ十分に楽しむことができます。
デイキャンプの持ち物
ここまで説明してきた通り、デイキャンプは最小限の荷物で楽しめるレジャーです。しかし、ある程度のグッズをそろえることで、さらに充実したデイキャンプにすることができます。ここからは、デイキャンプの持ち物として必要なアイテムを紹介します。
タープ、テントなど
キャンプの拠点を作るためのアイテムとして、テントやタープなどは欠かせないアイテムです。宿泊しないデイキャンプでは、日差しを避ける程度の簡易的なものでも問題ありません。
デイキャンプであっても、しっかりとした拠点を作ることにより快適なレジャータイムを過ごせるだけでなく、キャンプらしいムードも高めてくれます。
バーベキュー用品など
デイキャンプなどのレジャーで食事を楽しむためには、調理に欠かせないバーベキューコンロといったアウトドア用コンロや焚き火台などが必要です。
また、調理や食事するときにも活用できるアウトドア用テーブルやチェアなども欠かせないアイテムといえます。
釣りグッズ、水遊びグッズなど
デイキャンプをするにあたって、アウトドアでのレジャーを楽しめるアイテムも、事前に用意しておきましょう。
水遊びをするのであれば水着を、近くに釣りができるスポットがあれば釣り竿など、アクティブにデイキャンプを楽しみたい方は周辺情報などを調べておくのがおすすめです。
デイキャンプ先でレンタルはできる?
一般的なキャンプと比較すると必要な道具は少ないといえますが、一気にすべてをそろえるのは難しいという人もいるでしょう。
キャンプ場などの施設によっては、テントといった拠点を作るためのアイテムをはじめ、さまざまなアイテムがレンタルできます。また、バーベキューコンロなどは、あらかじめ設置されているケースもあります。
デイキャンプやレジャーに必要な道具をそろえたり、持ち運びが難しかったりする場合には、レンタルが可能なキャンプ場を探してみましょう。
東京から行ける! 関東近郊のおすすめデイキャンプ場3選
ここからは、東京から日帰りで行ける関東近郊のおすすめデイキャンプ場を紹介します。
【山梨県・山梨市】ほったらかしキャンプ場
ほったらかし温泉のすぐ奥にあるほったらかしキャンプ場は、山梨県を代表するキャンプ場として人気です。
近年ではほったらかし温泉をはじめとする山梨のキャンプ場がアニメ「ゆるキャン△」に登場したことで、幅広い層から注目を集めています。
ほったらかしキャンプ場はキャンプ道具のレンタルも行っており、手ぶらで楽しめるのも魅力です。
ほったらかしキャンプ場
山梨県山梨市矢坪1669-25
チェックイン・アウト: 11:30~16:00
料金: 人数分のご利用料金 (大人 1,500円~ 小学生 1,000円~)+ サイト使用料金(1区画 1,000円~)
【長野県・阿智村】銀河もみじキャンプ場
銀河もみじキャンプ場は、長野県の美しい自然が感じられる人気のキャンプ場です。施設内にはバンガローや常設テントなども用意されているため、キャンプ初心者でも気軽に楽しむことができます。
夜は星空がとてもきれいなことでも有名なキャンプ場ですので、デイキャンプでアウトドアに慣れてきたら、ぜひ宿泊でも楽しみたいスポットになっています。
銀河もみじキャンプ場
長野県下伊那阿智村浪合1771-1
チェックイン・アウト: 要問い合わせ
アクセス: 中央自動車道「飯田山本IC」から約25分
【埼玉県・秩父市】PICA秩父
PICA秩父は、リゾート地としての注目度も高まっている埼玉県秩父市のキャンプ場です。こちらでは、日帰りBBQも可能で、施設にピザ釜なども用意されていますので、少し変わったデイキャンプ体験ができるでしょう。
また、PICA秩父にはカフェや温泉施設なども併設されており、キャンプ以外の楽しみ方もできるスポットになっています。
PICA秩父
埼玉県秩父市久那637-2 秩父ミューズパーク 内
チェックイン・アウト: 要問い合わせ
料金: スタンダードBBQセット 3,800円~/1人
アクセス: 関越自動車道「花園IC」から国道140号線で約40分
気軽にデイキャンプに挑戦してみましょう
デイキャンプは日帰りで気軽に楽しめると人気になっているレジャーであり、アウトドアに慣れていない初心者にもおすすめです。
これからデイキャンプをしてみたいという人は、この記事で紹介したデイキャンプの持ち物なども参考にして、充実した時間を過ごしてみてくださいね。