――最近放送された企画で反響が大きかったものはありますか。

マヂカルラブリーさんがゲストに来た「地雷系女子コーディネート対決」(10月9日放送)は大きな反響がありました。Twitterのトレンドに番組名だけでなく関連ワードも上がりました。

――メイクや衣装が本格的だと話題になっていました。どのような準備であの完成度が生まれたのでしょうか。

メンバーの、衣装や髪型への発注のディティールがかなり細かったんです。事前の打ち合わせでカタログのように何十種類かのコーディネートをこちらが用意して、それを見ながら「着るならどれがいいですか?」「この組み合わせはどうですか?」とヒアリングしながら進めていきました。「伊野尾さんはやっぱりツインテールですかね」「そうですね」と会話をしながらすり合わせていって、候補に挙がったものをいくつか用意したうえで最終的に当日その場で選んでもらって決まりました。

  • フジテレビジョン 角山僚祐ディレクター

――番組側がある程度決めて、タレントさんは当日現場に行ってから企画について考えるものだと思っていました。タレントさんの意見をかなり取り入れているんですね。

gスポーツ企画は事前に打ち合わせて、一緒に決めていくことが多いです。料理系だったら食材を用意しないといけないですし、コーディネート対決もすべて事前に打ち合わせをしています。

――11月13日放送の「デビュー15年目突入記念SP」ではgスポーツ、デビュー15年目特別企画のスーパー銭トーク、クイズ韻トロドン、新曲「Sing-along」披露の4つの企画が85分に詰め込まれているとのことですが、見どころを教えていただけますでしょうか。

gスポーツは、スペシャル版として俳優の八嶋智人さんに来ていただきました。13年前に山田さん、知念さん、中島さん、有岡さんと共演した経験があって(『スクラップ・ティーチャー 教師再生』/日本テレビ)、撮影の合間に遊んだり、オフの日には買い物に行ったりと、メンバーと関係の深い方なんです。当時の裏話を聞きつつ、珠玉の3試合をお届けします。

見どころは、山田さんと知念さんの人見知り対決。楽屋で新人アシスタントと1対1になったとき、盛り上がる会話ができるかをモニタリングする企画なのですが、2人の人間性がすごく出ました。1対1で話すだけなのに、そんなに緊張する!? と驚くほどガチガチになって狼狽する2人にご注目ください。また、八嶋さんから「中島裕翔はスキップがすごく速い」という情報を頂いたことから「スキップの中島裕翔 VS 走る八嶋智人」の対決も。全力でスキップする中島さんが面白かったので、新鮮な姿を楽しんでいただけたら。