ボーイズグループのBE:FIRSTが、5日に放送された日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜23:00~)に出演した。

  • (左から)田中圭、BE:FIRST、千葉雄大=日本テレビ提供

まずはMCの田中圭から「本日のゲストはデビューしたばかりの7人組ボーイズグループということで、緊張しているみたいですよ」といい、「ちなみに雄大のデビュー当時は?」と聞くと、千葉雄大は「当時はバミり(=出演者の立つ位置や道具を置く場所に目印を付けること)が分からなくて、怒られました」と振り返った。これに対し、田中も「俺なんか一言のセリフに7回NG出したしね」と告白した。

そして、BE:FIRSTが登場。初めてましてのあいさつと自己紹介を済ませると、グループ最年少の14歳であるRYUHEIの話題に。現役の中学3年生ということで、MCの2人もびっくり。「同級生は番組を観て知っていてくれましたが、デビューが決まってからちょっとまた反応が変わりました」と、落ち着いて語る。23歳のLEOとは8歳差あることに触れると、「意見もバンバン言い合うし、全く気にならないです。音楽の仕事をしている時は年齢差を感じません」と、意に介さない。

ここで田中がRYUHEIへおそるおそる「僕らのことは知ってますか?」と質問をすると「もちろん!」とRYUHEI。メンバーたちから「『おっさんずラブ』観てました!」と言われ、MC2人はただただ顔をほころばせた。

そして話題は、オーディション「THE FIRST」について。LEOは「作詞作曲やダンス、歌など、今までのオーディションで体験したことのないようなことばかりで、自分たちも驚きました。かなり過酷でしたが、もうやるしかないと思いました。そんな中、でダンスではs**t kingz(シットキングス)の皆さん、歌ではりょんりょん先生に助けてもらいました」と振り返る。

s**t kingzのすごさについて、SOTAは「とにかく個性に合ったダンスを教えてくれるんです」とコメント。当時はダンス未経験だったJUNONは「なかなか覚えられず心が折れそうになりましたが、s**t kingzの皆さんが親身になって教えてくれたおかげで、日に日に上達していきました。僕は身長が高いので、それを生かした踊りを教えてもらいました」とうれしそうに語り、RYOKIは「JUNONのひたむきな姿に触発されて、僕らも練習をしなきゃという気持ちになったので、そういう意味ではJUNONに感謝しています」と話した。

歌の先生であるりょんりょんについて、LEOが「厳しさの中にも愛情のある、素晴らしい先生です」と語ると、SHUNTOも負けじと「歌うとよく喉がかれていたのですが、先生のレッスンを受けてからは、それがなくなりました」と絶賛。さらに、RYOKIも「声のバリエーションが増えたし、何より声の響きがぜんぜん変わりました」と、全幅の信頼を寄せているようだ。

そして急きょ、スタジオにりょんりょん先生が登場。話の流れから、MC2人が発声レッスンを受けることに。レッスン中は真面目でありつつも、変顔をしつつ「ウォー!」などと雄叫びのような声を上げて、スタジオは爆笑となった。

デビューシングル「Gifted.」を披露する前に、注目ポイントをMANATOが解説。「一人一人の個性が凝縮されていて、一度聴けば誰でも楽しめる楽曲になっています」という。

そしておなじみの曲振りの段になり、メンバーから「雄叫び&いい声でお願いします」というリクエストが。たくましさすら感じるほど、千葉はきっちりとやり切り、スタジオは再び爆笑の渦となった。

続いての話題は、BE:FIRSTのBLOODについて。プロデューサーであるSKY-HIからもらった言葉について、SHUNTOは「自信のない性格だったのですが、SKY-HIさんから『君を信じている僕はどうすればいいの?』と言われて、もっと自信を持たなきゃと思いました」と明かす。LEOも「悩みがあった時にLINEをしたりすると電話をかけてきてくれて、朝まで話を聞いてくれたりします」とSKY-HIさんの優しさに触れ、RYOKIは「僕たちの意思を最大限に尊重してくれるんです」と話した。

そして、私財1億円を投資したSKY-HIが、さらに1億円の育成・制作費をかけるためクラウドファンディングを募ったことについて、LEOは「この話を聞いた時はちょっと驚きましたが、隠し事をしないところが、すごくかっこいいと思いました」と語る。MANATOも「SKY-HIさんは常に新しいことを考えていらっしゃって、尊敬しています。皆さんに支援していただいた分は、何倍にもして返していきたいです」と誓った。

そんなSKY-HIからメッセージが届いており、それを聞いたあとはメンバーが感動した面持ちでさらに語った。

SOTAは泣きそうになったと言いつつ「初対面の頃から僕たちのことを信頼してくれて、そんなSKY-HIさんだからこそ、僕らもついていきたいと思っています」と語り、JUNONも「いつも僕たちに語ってくださることでしたが、こうして改めて聞くと泣きそうになりますね」としんみり。MANATOは「SKY-HIさんの言葉は、いつも自分たちを優しく包んでくれます。そしてご自分の人生を賭けて僕らを信頼してくれているので、僕らも期待に応えるべく、一生ついていきたいと思っています」。

また、RYOKIも「オーディションの時から大変なことがたくさんありましたが、SKY-HIさんが常に一緒にいてくれたから乗り越えることができました。今の僕らがあるのは、すべてSKY-HIさんのおかげです」、SHUNTOは「本当に愛が深くて、感謝しかありません。僕たちも全力で愛を返していくしかないと思っています」。

そしてMC2人から、「SKY-HIに点数をつけるなら何点ですか?」と聞かれ、すかさずRYUHEIは「100点中で2億5000点!」と答えた。

今回披露してもらうBLOOD SONG「To The First」について。MANATOは「SKY-HIさんがオーディションのために作ってくださった楽曲で、選考の際に歌わせていただいた、僕らにとってはすごく思い出深い曲になっています。楽曲の内容としては、自分自身はもちろん、皆さんの周りの大事な人たちの背中を押せるような楽曲になっていると思います」と解説。

ライブ収録では、「よろしくお願いします!」と、スタッフ一人一人にしっかりと挨拶をしながら、スタジオに入ってくるメンバー。ステージに立つと、早速メンバー同士で集まりながら、立ち位置や振り付けの確認をする。途中、撮影機材のチェックの時には撮影に備えつつ、メンバー同士でじゃれ合うなど、仲の良さが垣間見えた。

SKY-HIの楽曲「To The First」では、力強さと情熱を兼備した、セクシーなパフォーマンスを披露。新曲「Gifted.」では時に繊細に、時に情熱的に、一糸乱れぬ息のあったパフォーマンスを見せた。UNCUTの撮影では、ライブさながらの臨場感の漂う激しいパフォーマンスをやりきった。