元宝塚歌劇団の雪組トップスター・音月桂が、来週11日(20:00~)放送のテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女Season21』第4話に出演する。

  • 左から音月桂、沢口靖子=テレビ朝日提供

音月は1998年、宝塚歌劇団に入団し、2010年に雪組トップスターに就任。2012年の退団後には、舞台はもちろんドラマや映画など映像作品でも活躍の場を広げている。今回演じるのは捜査線上に浮かぶシングルマザーの“靴磨き職人”という役どころで、主演の沢口靖子とは今回が初共演となる。

第4話で発見された男性の他殺体は、衣服は薄汚れているのに、足元だけがピカピカ。音月演じる上杉明里は被害者の異母弟の妻で、プロ野球選手だった夫が病死したあと靴磨き専門店を開業し、1人で息子を育ててきた。彼女の店を訪れたマリコはなぜか突然靴の磨き方を教えてほしいと明里に依頼し、土門薫刑事(内藤剛志)の靴を手入れすることに。やがて明里に殺害の動機があることが分かり、疑いは深まっていくが……。

明里は“汚れ落とし”からワックスを使った“仕上げ”まで一連の工程を慣れた手つきでマリコに教えるが、磨きのプロに扮した音月はムダな動きひとつなく、テキパキとシューケアの手本を披露する熱演を見せる。