阪急電鉄は、スマートフォン向け「阪急沿線アプリ」を11月1日にリリースした。阪急電車・阪急バスの走行位置と到着時刻、臨時列車の運行、ハイキングの開催、鉄道グッズの販売、沿線のお出かけ先など、阪急沿線の情報を配信する。

  • 「阪急沿線アプリ」画面イメージ

阪急電車の運行情報については、各駅の発車時刻や列車の走行位置、遅延時分、到着見込み時刻など表示する。20分以上の遅れが発生した場合は通知が届き、画面の上部に「ただいま運行情報があります。」とメッセージを表示する。阪急バスについても、各バス停の発車時刻やバスの接近情報、遅延時分、到着見込み時刻を知らせる。

日常的に乗降りする駅やバス停を登録すると、アプリ起動時に直近の運行情報を表示する機能も搭載。自宅から勤務先や学校などを登録すると、その区間の経路検索をすばやく実行できる。

  • 列車走行位置画面イメージ

阪急電車の遅延証明書の発行や忘れ物の捜索受付、インターネット定期券予約サービス「eていき」とも連携し、メニュー画面で各サービスのアイコンをタップすると阪急電鉄公式サイトの各サービス画面に移動する。その他、阪神電車やJR西日本の運行情報も各社のアプリと連携して確認できる。関西MaaSなどとの将来的な連携も考慮し、拡張性の高い機能設計にしたという。iOSとAndroidに対応しており、App Store・Google Playからダウンロードできる。